朝日社説 基地騒音 抜本対策は待ったなしだ

 中学生の作文でもこれはダメだよの論理飛躍。

 政府は周辺の住宅や建物について防音工事の費用を助成してきた。しかし、一審判決が「効果は限られており、騒音被害の解消にはならない」と指摘しているように、根本的な解決にはならない。
 騒音の被害をなくすには、飛行をやめさせるのが手っ取り早い。1次、2次訴訟では、住民は差し止めも求めた。

 ここも論理飛躍。

 一方で、政府も騒音の深刻さに手をこまぬいてきたわけではない。在日米軍の再編計画では、厚木基地の空母艦載機を山口県岩国基地に移すことで米国と合意した。しかし、岩国市長はこれに反対している。厚木の代わりに岩国の住民が被害を受けることになるのなら、何の解決にもならない。

 岩国に被害があることは確かだがその被害の度合いが問題。
 総じて、騒音は被害の度合いが問題。それを、反米だかで政治的な枠組みから結論ありきでなんでもネタにするために論理飛躍が必要になる。