読売社説 [耐震偽装捜査]「法の不備を乗り越えられるか」

 ちょっとこれはないんじゃないか。ひどすぎ。

 人命を危険にさらし、建築物の安全性への信頼を失わせた。姉歯建築士は国会の証人喚問で、木村建設などは、コストダウンのために建物の構造へのしわ寄せを強要した、と証言している。
 その実態解明が重要である。関係個所の一斉捜索から4か月に及ぶ捜査で、立件への方向性も見えてきた。

 もうめちゃくちゃ。姉歯証言は現状では耐震偽装に直結していない(ただ姉歯の免罪的証言にすぎない)。また今回の展開は耐震偽装の立件とは別件。

 これらは、耐震偽装とは直接に結びつかない容疑だ。構造計算書の偽造によって欠陥建物が建てられても、現行の建築基準法では50万円以下の罰金にしかならない。法に不備があり、立件するための法的手立てが限られた中での、捜査陣の苦肉の策でもある。
 あらゆる違法性をとらえ、全容解明を目指そうとする、捜査陣の意欲の表れとも言えるだろう。

 ジョークとしか言いようがない。あらゆる違法性を捕らえて恐怖政治にならないわけがない。ってか、パチンコ換金、ネズミ取りとかどうよ。