日経春秋

 ⇒春秋(4/11)

過熱した受験競争の経験から「ゆとり」を掲げた公教育がこうした変化に無力のまま国民の不信を広げてきたつけは大きい。家計など属性にもとづく背景の落差で若者から機会を奪う社会はフェアではない。「格差がない社会は悪平等」と首相は言う。所得格差が学力の二極化を生みつつある現状をどう変えるか。

 こうした議論が私は皆目わからない。
 もうむちゃくちゃ言うようだけど、「ゆとり」教育のなにが悪いのか。ゆとりというか、子供の時間を国家から親に渡して貰うことは基本的によい。親がどう考えるかは親の問題だ。というか、「学力」とはなにかということが一般的に曖昧なのだろう。「日本語力」とかわけのわかんない言葉とかあるし。というか、戦後生まれという人々が老人になった日本の問題でもある。その反面で、正字とかみたいな反動とかもあるし。