毎日社説 前原代表辞任 「未熟だった」ではすまない

 永田氏の辞職で懲罰委員会の処分は必要なくなり、メールを仲介したとされる元週刊誌記者の証人喚問は取りやめとなる。民主党の報告書によると、永田氏らは巨額な情報提供料を用意する話もしていたという。このため、この日の決断は「証人喚問を避けたかったのではないか」との疑問も残る。ただ、この問題が浮上してから1カ月半、対応は後手後手に回り、支持率も低下し続けた。前原氏にはもはや辞任しか残された道はなかったということだろう。

 とりあえず毎日だけが本質を指摘していた、と。