朝日社説 米の新戦略 イラク3年に学んだか

 イラク戦争とその後については実は乖離がある。この件について、ニューズウィークのザカリアも端的に言えば誤った、が、その先はそれほど誤ったふうでもない。世界をどうマネッジするかという課題を課さない朝日はその差異がわからない。

 欧州や国連などの慎重論を退けて単独行動に走ったブッシュ政権は、泥沼のようなイラク情勢に足をとられ、深い傷を負っている。2千人を超える米兵が戦死したのに出口は一向に見えない。

 歴史のifがあるなら、欧州や国連などの慎重論を受けていたらどうなっていただろうか。