羽生善治は本当に天才だと思った2つのこと
1 嫁さん選び。
2 ようこそ先輩とかいうNHKの番組。
後者について。これは奇妙な番組だった。羽生は子どもたちにルールを考えさせようとしていた。そのなにかを優しく笑いながらどう伝えるかと考えていた。こ、こいつは本当に天才だと思った。
彼はチェスの名人でもあるのだが、どうも、将棋に勝つというより、将棋というのはどういうルールのゲームなのか、ルールとはゲームにおいてどういう意味を持っているのかと考えている人のようだ。似た人がフィッシャーである。彼もまたルールを考えている。
ゲームに勝とうというより、なぜゲームがあるのか、ルールはゲームに何を許しているのか、というふうに彼らは考えている。
そして、出てくるものは、一つの奇っ怪ともいえるアートだ。
あ、ルールを創出的に考えるというのがメタ認識なんですよ。