そういえば…

 よく知らないのだが、浅田彰本人がはてなにコメントしているというような話を聞いた。極東ブログのほうに以前その名前でコメントがあり、本人なのかもしれないとも思った。(福田和也が言っていたが、浅田彰は公正だ、と。それはそうだなと思うので、匿名コメントなどはしないだろうと思う。)
 浅田彰については、ブログを書き始めたころは、ひでーこと書いてしまったな。ご本人なら、むっとされるだろうなと思う。あー、それは、ごめんちゃ。と思う。
 現在では、あまり、関心ないというのでもないが、あまり自分とは関係ない人のようにも思う、というか、浅田彰(という名前の言論)にそれほど関心はない。悪い意味ではなく、ただ、関心が薄れてきているような気がする。
 彼と限らない。思想というのにあまり関心がもてなくなってきている。
 というか、ある状況下における政治的な発言の意味というのが、よくわからないという気がする。
 うまく言えないのだが、自分はあまり文化系的な人間ではないのかとぼんやり思う。自分は理科系だとかいいたいわけではない。なんというか、テクニカルな情報がきちんと整理されれば、そこから導出される意見というか政治見解は限定された集合(sets)以外ではない。とすると、まず、その条件の技術面の正しさをどう学ぶか。そこから得られるSetのバリエーションを規定する関数みたいなものはなにか、その有効性は…ということで尽きているような気がする。
 ま、その意味で、陰謀論的な意味でなく、というか、隠された真実なんかが知りたいわけではなく、明確にオバートな情報を整理してきちんと物事を考え、それが限界を持っているならダメはダメかぁ、というところできちんと納得して終わりに思える。