なんというか…
はてなを含めてブログとのつき合いも長い。下手すると二年にもなるかと思う。
過去の書いたものを読みながら、意見が変わったとまでの部分はないが、たとえば、二年近くなると自分のほうは二年歳を取るので、なんというか、二歳若い人の言い方だなと思うことがある。
例えば、昭和の日。沖縄分断の次の日の誕生日を昭和天皇はスティグマとして思っていただろうと思うし、ま、そんなことをブログにも書いた。今、読み返してみると、そんなこと言うまでもないなという感じがする。
なんというか、日本人の一番、日本人らしいコアの部分って、語っても詮無き、という感じがする。ある種の無気力でもあるが、なんというか、聞き手のないところに大声あげていたなという感じもする。
逆にいうと、自分が思うより、はるかにブログだの日記だのが読まれ、そして読まれたことで自分が影響を受けたのだと思う。
無気力といえば、例えば、現在の郵政問題だが、まるで議論をする気もしない。たぶん、それは国民の大半がそうだろうし、自分もそうだ。それでいいのかというと、わかららない。
自分が愚かになっていくとも思うし、いやかつても愚かで変わらないとも思う。
自分がより大衆の思想的な意味に接近しているような気もするが、そうでもないとも思う。
ま、うまく言えない。
ブログを書くことで年老いた部分はある。
そういえば、なんというか、論壇というか、メジャーな評論っていうのか、そういうのもあまり関心を持たなくなった。なんか、そのメディアはどうでもいいやっていう感じだ。
これもうまく言えないのだが、自分の書いたものなりがうまく読まれない感もどうでもいいような気がする。書き手のまずさは当然ある。でも、通じなければそれはそれというか。
ニヒリズムというのでもないのだが。