自然神学と啓示神学…

 ブルンナーとバルトの問題でもある。
 もっとも、そういう神学プロパーな問題でもなく、クリストファー・リーブの残した思いのようななにかでもある。
 いわゆる神学論的にはこの問題は、かなり、解決済み。
 とはいえ、自然ななぜかくも人を殺す?といった単純な問題を神学避けるならまるで神学が無意味になる。では、啓示神学はどう答えるのか? というと、簡単には答えられるものでもないだろう。いや、答えとしては、自然災害と神は関係ないのだから…となる。
 それで知的には納得できるとして、さて、死体の山を前に、その解答だけなのだろうか。