日経社説 迷惑メール規制は実効性を

 総務省は法改正で外国政府とも業者情報を交換できる規定を設ける。子供を犯罪や性被害から守るためにも、取り締まりは強化してほしい。各省庁が自分の持ち場だけを監視しても実効は上がらない。規制の効果を高めるには、関連省庁間はもちろん、外国政府とも一致協力して、悪質な業者を取り締まれる枠組みを早急に作る必要がある。

 それでも実効性はないと思うよ。

読売社説 源氏物語 千年紀を迎えた世界文学の傑作

 執筆子、源氏を読んだことがないのではないか。あれは天皇家を巡る近親相姦の話だよ。紫の死の描写とかネクロフェリアっぽい。森鷗外がこんなもの国民に読ませてはいけないとしたのも頷けるような文学。

晴れ

 富士山は霞んで見える。太平洋側に低気圧があり、明日は雨になりそう。
 そういえば今日は月曜日。
 これか⇒極東ブログ: 建国記念の日というのは春節、つまり旧正月なのだ
 夢は、どこかのJRの駅で道に迷って、トイレのようなところに入り込んだら、各種の機材が置いてあり、ここに入るのは有料ですと言われた。お金を取るのですかと聞くと、スイカで支払いができます。一万円ですとのこと。罠にはまったようだし揉めるのもやばそうなのでスイカで支払いする。相手はそれで解放してくれそうだ。が、「ところでこれ領収書は出ますよね」と聞いてみる。相手は少しだけ戸惑い、もちろんですよと答えて、小さなレシートを手渡してくれた。名前も聞いてないのに「私は、はやまようたろうです」と彼は言う。変な名前だな。葉山葉太郎のわけはないだろうにと夢の中の私は考えている。

これは昔から

 ⇒食の安全学再び:食品テロはどうやって防ぐ?:イザ!

中国では、私儲ける人、あなた働く人、という感じで管理職と労働者の間には、壁がある。もちろん、給料の壁も高い。ざっと数百倍からときに1000倍?工場で働く出稼ぎ農民が出世して、工場幹部になるということは聞いたことがないし、工場幹部がラインにでてきて一緒に汗を流す、ということも、あまり聞かない。だから、中国でおきる労働争議は、けっこう激しい。幹部室を占拠して立てこもる、とか、親企業から派遣された社員を人質にとって、賃上げ交渉なんて武闘派の事件もおきている。中国に投資をし、中国をよく知る日系企業の多くは、中国の最大のカントリーリスクが、潜在的反日感情であることを知っている。この場合の反日感情は、もちろん江沢民政権時代の反日教育も影響あるが、金持ち、リッチマンの象徴としての日本製品、日本人への反感だ。そのため、中国を知る日系企業の中は、希望工程で中国の地方に小学校を建てたり、いろいろ慈善事業もやったりして、一生懸命親日感情を育てようとしているところも多い。

 ただ親日感情だけでもそううまくいくものでもない。
 華人には日本人には正義感のようなものもある。ただ、それもシステマティックに機能するわけでもない。

ジェリー・ヤンのこと

 ⇒ヤフー創設者ジェリー・ヤンは土俵際で――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

 39歳のヤン氏は10歳のとき、母親と一緒に台湾から米国に移住した。父はすでに亡くなっていた。今では結婚して娘がおり、ゴルフ好き。2005年には近くのペブル・ビーチでホール・イン・ワンを決めたことがあって、サンフランシスコ・バレエ団の後援者だ。
 ヤフーは14年前、スタンフォード大学のキャンパスで、「ジェリーのワールドワイドウェブ・ガイド」として始まった。共同創設者のデビッド・ファイロ氏はヤン氏以上に目立つことが嫌いで、「デビッドとジェリーのガイド」という名前を嫌がった。なのでしばらくして思いついた名前が「Yahoo」。「Yet Another Hierarchical Officious Oracle (またもや登場した階層的でお節介な神託)」の略だ。誕生まもないWWWでスタートしたYahooは間もなく、ウエブサイトのディレクトリとして圧倒的な存在となる。そして2人の理工学専攻の院生は、ウエブという新メディアを一般に伝えるガイドとして賞賛された。

 私はごく初期のYahoo!を知っている。今にしてみるとちっぽけなリンクリストだった。確か大学のサーバーだったと思う。そしてヤンのページも覗いていた。というのは、ヤンはHDLというか半導体機能設計の院生で私もあのころまだその関連の仕事の余波があって、へぇと思っていた。

 ヤン、ファイロ両氏を助けて1994年のヤフー誕生を手伝った、シリコン・バレーの新興企業「アトリビューター」のジム・ブロックCEOは、2人はほかの起業家とは違っていたと話す。起業家というのは往々にして、自分は富と名声を手にする資格があると自負しているものだが、2人は違ったのだという。
 「自分たちは成功するはずだなんて2人は思っていなかったし、成功してもあんなに変わらなかった起業家を、ほかに知らない」

 学生続けたかったのではないか(学者になりたいのでは)と思っていた。
 余談だが、沖縄にいたころ、アンドリーセンの同級生にあったので、どんな子?と聞いたら、フツーとか言っていた。よく食っている子でもあったらしい。

残念ながらそのとおりだよ増田

 ⇒沖縄料理はまずい!

無理矢理食わされたけど、吐きそうになった。

 沖縄で暮らしていて思った。美味しい沖縄料理はとても稀だ。
 沖縄料理に関心あるならこれを読むといいよ⇒「 料理沖縄物語: 本: 古波蔵 保好」

ダルフール危機、現状 またスーダン政府による空爆

 VOA⇒VOA News - UNHCR: 12,000 Flee Darfur to Chad after Gov't Air Strike

The United Nations refugee agency says at least 12,000 people from Sudan's Darfur region have fled to neighboring Chad after Sudanese air strikes in West Darfur.

Spokeswoman for the U.N. High Commissioner for Refugees Helene Caux said Sunday the refugees crossed the border after the Sudanese army attacked three towns Friday and Saturday. The agency says it is sending a team to investigate the situation.

 BBC⇒BBC NEWS | Africa | Refugees flee from Darfur to Chad

About 12,000 people have fled western Sudan into neighbouring Chad, with more expected to follow after deadly attacks on Darfur villages, the UN has said.

 AP⇒The Associated Press: UN: 12,000 Flee Darfur for Chad

U.N. officials say the worsening situation in Darfur has been exacerbated by a recent rebel attack on the capital of neighboring Chad. Chad has accused Sudan's President Omar al-Bashir of backing those rebels in a bid to prevent deployment of a European peacekeeping force in the Chad-Sudan border region where some 400,000 refugees are living.

 AFPはスーダン政府空爆を強調。
 AFP⇒AFP: 12,000 refugees flee Darfur for Chad after attacks: UNHCR

GENEVA (AFP) — Heavy bombardment and armed attacks in Darfur by the Sudanese army and the Janjaweed militia on Friday and Saturday have forced 12,000 refugees to flee into eastern Chad, the UN refugee agency said.

The refugees have fled to the Birak region, UN High Commissioner for Refugees spokeswoman Helene Caux told AFP on Sunday.

 なぜかAFPの日本語報道はトーンが弱い(スーダン政府の名指しがない)。
 ⇒ダルフールから1万2000人チャドに避難、UNHCR報告 国際ニュース : AFPBB News

ちょっとだけ

 ⇒奇襲戦法の背後には理論の緻密化がある - アンカテ(Uncategorizable Blog)

 id:amachangという人は、本当に不思議な勉強の仕方をしている。彼がプログラミングについてブログで書いている内容は高度すぎて、私にはついていけない所もあるのだけど、単なる特異な才能として片付けられないことは何となくわかる。
 単純に言えば、短期間ですごく高度なレベルに到達したということだけど、そこに至る順番が滅茶苦茶というかなんというか。

 私はちょっと違う考えを持っていて、amachangさんはけっこう順当にドキュメントにあたってああなったのだろうと思う。彼の実行コンテキストの考えはべたな解説に依存しているので、なるほどねと思ったことがあったから。その点では狂気を感じさせるような独創性みたいのはない(そういうとけなしているみたいだけどそういうことではないです)。ただ、異才だなと思うのは、どうしてそうなんだろと、それを彼なりの解明をしていく過程からいろいろバリエーションを想定してそしてそこから別の発想が出てくる。そのあたりの、一端原理を仮説的に了解したあと、処理系の内部に侵入的に発想する(new演算子の解明とか)、べたにポランニ的な暗黙知のはたらかせかたがある。そこは、すごいもんだねと思う。
 たぶん、普通のプログラマというのは、かなり優秀な人でも、タスクオリエンティッドで、そして次に言語の枠組みの理解というプロセスになる。そして言語というのはタスクオリエンティッドなのでやはりタスクオリエンティッドに収斂してしまう。
 余談だけど、かく言うessaさんも、タスクオリエンティッドな世界から抜け出てCOBOLやりながらSmalltalkに夢見た人なので、近いタイプの人なのではないかな。

江畑先生いわく

 ⇒日本の〈防衛力〉って大丈夫? [月刊チャージャー] - Yahoo! JAPAN PR企画

政治的な問題であれば先延ばしができますが、経済問題となると背に腹はかえられない。北京五輪が終わったらすぐにでも、中国は台湾問題にケリをつけようとするかもしれません。2010年に上海万博があるので、それまでは無茶はしないだろうという意見もありますが、はたしてそこまで待てるかどうかという点が懸念されます。

中国の人民解放軍は、そもそも〈国〉の軍隊ではありません。中国共産党一党独裁を維持するための〈武力〉です。しかし今の胡錦濤中国政権が、はたしてどの程度、人民解放軍を掌握できているのかというのが疑問なのです。昨年11月に『キティホーク』が香港への寄港を中国に拒否されたのも、軍部の判断や圧力によってなされたとする説もあります。中国軍の行動が大胆になってきているのは事実ですし、軍が外交の主導権を握るという懸念もないとはいえません。

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武器が単純に〈悪〉だなどという意見は世界では非常識です。現実に、日本が武器輸出をしないことを評価している国なんてどこにもありません。ただ、武器輸出のライバルが少なくなって喜んでいるだけです。そういう意味では、日本の武器輸出(三)原則=自制政策は独りよがりの思いこみで、税金を無駄遣いしているとも言えるのです。

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ミサイル防衛は100%じゃないから費用対効果が悪い」などとする一部マスコミの論調がありますが、そもそも人間の造るものに100%なんてあり得ません。軍備というのは抑止力が基本です。弾道ミサイル防衛の費用対効果を論じるなら、パトリオットやイージス・システムに代わる別の防衛方法や、あるいは逆に日本も核武装するといった手法でどちらが安く済むという比較対象を挙げて論じなければ意味はありません。