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曇り、夜ちゃうんかと思いつつも起き出す。このところ、ブレイン&エモーション負荷テストみたいに生きているのだけど、まあそれなりの負荷なのでむしろ、レストすれば爽快感はある。まあ、なんか日本語じゃないな。
ニュースでは年末年始の天気は荒れるとのことだが、天気図を見る限りそうか?ありがちな冬の日っぽい。ところで、今頃関東に前線通過中。よくど鬱にならないな俺。
今日の大手紙社説
話題は福田訪中とブット暗殺だがざっと読んだ限り、特に読むべき内容はない。大はずしはないけど、ちょっと日本の新聞の限界がモロに出ているかなとはちょっと思った。
ついでにくらいだが。
⇒春秋(12/29)
人気のケータイ小説は本になってまた売れる。今年の文芸書のベストセラー上位3点はこうして生まれたのだという。本を読まないといわれる若い人しか読まない本が、出版界の話題になる不思議。そんな中、『カラマーゾフの兄弟』の新訳など古典や名作が健闘したと聞くと、また一つ茶柱を見つけた気になる。
茶柱じゃなくて潜在的なデープな読書人の層がゆらいでいないこと。若い世代にこんなご時世でも文学の魂は再生していること。ま、なにより執筆子、『カラマーゾフの兄弟』の新訳をお読みなさい、再読か。老年期のとば口で読むとまた得るところがある。
ことしの10冊とかの季節だが
あまりそういう気分がしない。極東ブログを振り返ると。
⇒極東ブログ: [書評]カラマーゾフの兄弟(亀山郁夫訳)
⇒極東ブログ: [書評]明暗(夏目漱石)
この2冊は50歳になった自分にとって大きなエポックになった。
あとこれね⇒極東ブログ: [書評]海辺のカフカ(村上春樹)
あこれもついでに⇒極東ブログ: [書評]『カラマーゾフの兄弟』続編を空想する(亀山郁夫)
振り返るとこれはかなりいい⇒極東ブログ: [書評]脳は意外とおバカである(コーデリア・ファイン )
これは心に残った⇒極東ブログ: [書評]ぶってよ、マゼット 47歳の音大生日記(池田理代子)
これも再読して面白かった⇒極東ブログ: [書評]アリはなぜ、ちゃんと働くのか(デボラ・ゴードン)
と、7冊かあ。なんか数あわせっぽいけどあと3点で10冊というか10冊は越えるけど。
意外と面白いですよ⇒極東ブログ: [書評]マンガ音楽家ストーリー
これは大人が読んでも深い⇒極東ブログ: [書評]西遊記(斉藤洋・広瀬弦)
ま、お料理関係も⇒極東ブログ: [書評]魚料理の本三冊
ぶくまで見かけた
これ⇒はてなブックマーク - 『モテたい理由』 - 関係性がすべての時代
元⇒講談社BOOK倶楽部−本|赤坂真理
合コンへの姿勢は男女でぜんぜんちがう。女は個人戦であるが、男は団体戦である。男は目的のために役割分担して、集団が得をすることで自分も得しようとする。場のためには自分をある程度変えられる。たとえば「爆弾処理」という名の「係」がいる。女子集団のいちばん注目されない子をフォローする。これの評価は割れるだろうが、女が関心のない男にどれだけ冷酷かを思うとき、男は優しい生き物であるよと私は思う。
男の内側からすると、美学とまでいうと違うし美学にしちゃうとそれはそれでオッサンオッサン違うよになるのだけど、ある種の男はどんなに特定の女性が好きでも、自分のフェアネスの痛みみたいな感覚を持っている。同種のもので女の内側には、なんというか溢れるような愛がある。このあたりの男女の神聖なそれでいてけっこう日常的な機微みたいなものがある。
男の前で態度を変える女を、女は嫌うが男はオッケーである。それはわかっていないのではなく、わかって評価するのである。なぜなら、合コンなどで自分たちはそうして女たちを「もてなして」いるのである。そうして当然とも思われている。そういう自分たちと同じことをしてくれる異性は、男の評価に値する。
男の側からすると、というかワタシ的には、ああ、それが女のお仕事ってやつかくらいに思う。
あなたが女性なら、モテに複雑なノウハウはない。そもそも男性が単純で、それゆえにかわいい生き物であるから。
あなたが男性なら、「関係性」はたしかに大事にすべきことだが、「世界の最優先事項ではない」という簡単な事実を忘れずにいてほしい。やり手営業マンばかりいても何もできないでしょ?
いや、男性も女性もなくって、あなたや私が、幸せを感じられますように。
「もてる」というのは私なんかにすると不思議な志向のようにも思う。全然わからんとまではいえない。ただ、自分の孤独の核のようなものを見つめてそしてそれが愛とか恋愛とかに関係しているとわかれば、世の中のノイズはけっこう減る。
「幸せでありますように」なんだが、幸せとはそういう個性化と関係していて、その個性化の本質が人生のなかで目を覚ますとき、不幸に突っ走っているようにも見える。
そうした部分をまた一般化するけど、手鍋下げて行くような女とそれを抱き留める男というのは変わらぬ青春像かなと思う。そういう生き姿というか恋愛みたいなのをもった人は優しさとも深みとも違うものがあるかと思う。まあ、人それぞれ。