毎日社説 脱北者 政府は課題を突きつけられた

 うーむ、何が言いたいのかよくわからん。
 大筋でいうなら、日本政府というのは脱北者を保護せなあかんのですよ。その課題ということか。
 でだ。

その意味でも日本へ船で渡る脱北者が増加することを前提に、さまざまなケースを想定した検討や議論が必要だろう。脱北者支援を掛け声倒れにしてはならない。

 これがそうシンプルな話ではないことは、シャブ持ちとか、なんで女ばかりとかそういう内情に関係するわけで、そのあたりの力学への目配せ無く支援の旗だけ振ると、ろくでもないことになるよ、というか、韓国の実態をもっとよく見れ。

4人は韓国行きを希望したが、仮に日本で暮らすことを望む脱北者が現れた場合、政府はどう対応するのか。「人道的見地」を貫けるのだろうか。施設などの受け入れ態勢も十分ではない。

 だから、そのあたりもっと深いのですよ。
 ってか、脱北者の問題は、ざっくり見れば、中国問題なんで、そのあたりをアボーンな議論をしているってあまりに以下略。

朝日社説 食事の宅配―おいしく食べて介護予防

ある男性の家では毎日どんぶり物だった。うどんと、おもちが1日おき。そんな家もあった。食事は利用者の希望を優先する。しかし、変化に富んだ献立を思いつく高齢者は多くない。いまの仕組みでは栄養の偏りは避けられない。

 まあ、そうなんだけどね、聞屋さんも現実というか地べたに降りてみるといいよというか、普通の世の常として幾人かはそういう親を抱えているのでしょうけどね。まあ、新聞とかにはそういう、なんつうか具体的な関わりのなかかの視点は出てこないでしょう。

ネットの言論はクズ

 ⇒切込隊長BLOG(ブログ): 新聞社OBに「ネットの言論はクズだ」とボコられる
 ま、そりゃ、ネットの言論はクズでしょ、またーり、みたいにも思うのだが、言論とかいうときのスコープが違うのな。非モテとか非コミュとか、俺くらいの歳のフツーの男とかから見ると、別に情報業界場末の中小企業社長さんにぶいぶい美学を語らせるまでもなく、バカじゃねーこいつらってことになる。で、ま、端的にネット側から応答すると、爺、氏ね、つうことになる(そして俺も爺だ)。そのあたりのズレの全体構図がわかってないとネット言論の持つ潜在的な意味はよくわかんないですよ。ってか、補助線的に言えば、吉本隆明が80年代にマスイメージ論あたりでサブカルチャーを文学と同一地平に置いたあの柔軟性みたいなものが、今、ネットの言論で起きているのに気がつかないやつ、ゆっくり寝ていてください、というか、言わなくても安眠しているげ。ま、俺くらいの歳でも気がついている人はいますよ。中に入ってフットワークしたら気がつきますよ。梅田さんが語ることは、はてなで実はそれほどインパクトを持ってないふつうのことだということを梅田さんは知ってますよ、ってか、何かが見えているわけですよ。別に梅田さんに限りませんが、そのあたりのよくある用語で議論されているものと、かなり違う何が今ある。
 で、と。
 切隊さんのこれだけど。

finalvent爺が毎日社説の解説をやるのを回覧、しかも紙でプリントアウトさせてから読むデスクに対する罵倒まで一通り出たのち、表題の内容になったのであります。

 つうわけで。聞屋さま、finalvent爺の「ネットの言論」はクズと。ありがとうございました。
 まあ、クズでしょ。
 ちょっと弁解するとべたにクズというのと、クズしか書くわけねーじゃんの2面がある。後者だと「じゃ、本気なら書けるのかこのクズ」「極東ブログがクズじゃないとか言いたいわけ」とかなるか。まあ、私は自分がそんな大したタマではないというか普通の人生の落ちこぼれ以上でもないのだが、この面だけでいうと「極東ブログ」の全容と意味はあまり通じてないかとも思う、が、と実は仔細に見ているときちんと書いた部分は誰かに読まれている感じはある。ま、この手の話はリザルトがすべて。私のネット言論の橋頭堡は「極東ブログ」しかない。それにクズ評価なら、それはそういうものでしょ以上はない。どうぞご勝手に。
 で、仮に、「クズしか書くわけねーじゃん」の意味が通じるとしたら……通じないでしょうけどね、ま、仮にってことで、これもベタにいうけど、カネにはならないわリスクは背負い込むみたいわみたいなこと50歳の男がするわけないじゃないですか。そのあたりを斟酌しねーでクズ呼ばわりとはなんてお子ちゃま。ネットの言論、つうか、ブログとかで、匿名性とか言うけど、匿名なんてないんだってば。バーカが勘違いしている向きがあるけど、普通にブログとかするなら、それだけでリスクを抱え込む。そのリスクでカネになんない程度のお楽しみでやる以外はないようにできている。ってか、アルファーブロガーなんてお笑いの対象になっているから存在できるのであって、それなりに尖ったら、つうことは、言論っつたってようするにカネと利害の世界ですからね、利害の力学にぶつかるわけですよ。そうなったらどういう末路を辿るくらいのことはわかるものですよ。だから、そういう利害の面にはできるだけ触れないようにしていると、おやま、クズ、おらあクズラだどん、ですよ。

 で。

確かに、ネットで流通している、ネット上で読める議論と、彼らの目線はレベルが違う。新聞記者も二十年選手になってくると吸収する力も衰えてくるし、新しいモノの見方も合点がいかなくなる、でも、ネットでいくら良質だとされる議論でもバラして構造を見るとまだその程度のレベルなのか、ということになってくる。

 それはべたにそうだね、という部分と、その目線の内実。つまり、切隊さんは「新しいモノの見方」に爺たちは焦りもあるのだろうと見ているのかもしれない。私はそこはわからないが、私の聞屋観でいえば、こいつら、プロ、つまり、それで飯食っている技能があるということ、情報のインサイダーという二極だけだと思う。技能のほうはネットでもどこの世界でもそれを越える人が出てくる可能性があるユビキタスなものだが、情報のインサイダーのほうは、ユビキタスではない。聞屋たちは日本の政治の内実のインサイダー情報をいっぱい知っているし、その蓄積もある。それにネットの言論ってかアウトサイダーがかなうわけないじゃないですか、ってか、もしかなうなら、歴史に視点を置くしかない。
 で、このインサイダーというのは聞屋だけじゃなくて、官僚と産業が結託している。ジャーナリストならそれを出せと言いたいものかもとナイーブに思う人もいるかもしれないが、そんなもの出せるわけないじゃないか、カネとリスクを考えろよバカ、と聞屋は思う、っていうことが、ネットの言論はクズとバランスしていることに気がつかないのが聞屋ってもの。
 だから、このインサイダー性が効かない情報分野になると、聞屋の書いていることは、別途専門なりの裏付けの手間を省くとぼろぼろになる。科学分野とか国際政治とか、愉快なのはそれにイデオロギーなんかも風味付けになって面白いが。まあ、そのあたりは、ネットの言論というより、ユビキタスな知性が聞屋風情を越えるかということで、Goolge様のインパクトがどかんと日本にもありますように。
 そんなところすか。
 熱くなっているみたいに見えるか。けっこう俺は単純に自分のクズ性を認めるつもりだけどってか略。
 ちょっと言い残し。

はてな? あんなの子供が遊ぶ砂場の話じゃねーか」

 技術面についてはその評価のほうがバーカバーカ以上のものはないのでそこは略(本当は略さないほうがいいけど)。で、非モテ非コミュとかあのバカみたいな議論は、私は、これこそ思想だと思っているという話を付けたし。ここはちょいと爺らしく熱く。
 以前も書いたけど、私の世代までは左翼的な知識人みたいなものがあって、それがべたに言えばモテツールだった。で、そこでなにがあったかといえば、もうもうべたに言えば、中絶ですよ。偉そうな言論の裏にあった男女がしていたのはそんなものばっか。そうした「本当はそれってお前らの倫理課題、思想課題だろ」みたいのをスルーして高尚な知的議論だとか知的っぽい仕草みたいなのを繰り返していた。どうしようもないものが広まっていた。俺の世代より上の知識人はだから噂の真相で叩くのが正攻法みたいなね。
 懐古すると、私はちょうど青春のただなかで、中ピ連が崩壊していく過程を薄目でそれとなく見ていた。私はあの滑稽な榎美沙子をすてきなお姉様と見ていた。美人だったしな。やさしい声の人だった。きちがいといえばそうだったかもしれない(シモーヌ・ヴェイユだってきちがいだろ)。でも、私は彼女の狂気に共感できた。思想とはこういうものだ。彼女は潰れた。潰れるべくして潰れたのかもしれないが、あれを社会が潰したと見てもいいと青年の私は思った。
 ここに思想の戦場があると思った。戦士は罵倒され、滑稽な磔刑となる。そんなものか。
 でも、まあ、ちょっとというか、その戦場で社会の側が勝ったことで、社会はとんでもない復讐を受けた。オウムにはフェミニズムの問題があることも語れなくなった。
 クズの私は、がんばれ非モテと思う。増田よ語れと思う。あのバーカにしか見えない延々たる議論が本当の思想の活動だと信じるほど、俺はバカでありつづけるよ。クズでありつづけるね。

それはちと感動

 正直に言うと最近つまんねーよ(お互い様だけどさ)と思っていたのだけど。
 ⇒また文章飛んだ。[雑記] : 真性引き篭もり/entry
 それってブログの投稿画面で二時間書きまくっていたというわけだよね。それはちと感動、っていうか、真引さん、すごいよ。それこそパフォーマンス・アートだ。マジで。感動したよ。

刀削麺荘

 昼飯。
 知らなかったがいつのまにかチェーン店だったのか。へぇと思った。
 で、調べてみると。
 ⇒株式会社 大秦 ---刀削麺荘---
 ほぉ。飯田橋店が起点かと思ったら、神田西口店だったのか。
 昔はけっこう場末な感じでしたけどね。

ネタなんだろうけどそれでもどうしちゃったんだスゴ本さん

 とか思った。
 別にエロネタがわるいわけじゃないけど。
 ⇒わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: スローセックス宣言
 ⇒はてなブックマーク - わたしが知らないスゴ本は、きっとあなたが読んでいる: スローセックス宣言
 まあ、学位はどうでもいいといえばそうだけど。
 ⇒「 TRUE LOVE スローセックスのすすめ: 本: アダム徳永」

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アダム徳永
イオンド大学性科学名誉博士。1988年ロサンゼルスにてマッサージテクニシャンの資格を取得。ビバリーヒルズを中心にマッサージ師として活躍する。顧客には、四大メジャー映画会社の社長をはじめ、プロデューサー・ディレクター・俳優など多数。

 ⇒イオンド大学 - Google 検索
 話戻って。
 スゴ本さん、次はこれでしょうか。

cover
エリートセックス: 加藤 鷹
 アダム理論と加藤鷹理論の比較の一覧表を希望。
 ま、与太はさておき。
 なんかオクターブずれている感じがするエントリを最近よく見かける気がする。とか言う自分も同じような空気にすでに乗っているんだろうか。まあ、洒落だよね、ね、ね、ね、っつう感じ。

Love is blind

 ⇒YouTube - Love is Blind (Ringo No Uta) Shiina Ringo
Love is blind
Love is only sorrow
Love is no tomorrow
Since you went away
Love is blind
How well I remember
In the heat of summer pleasure
Winter fades
 
恋者盲目也
只管恋是哀
恋愛無明日
君遠去行後
恋者是盲目
如何想起瞭
如是夏極歓
冬至万物失

職場の雰囲気を悪くしている、見えない「彼氏」

題名だけではなんのことかさっぱりだと思いますが、これは先日 Lifehacking.jp のブログ での記事を読んでいて思ったことです。職場にすごく可愛いバイトの女の子がいるのですが、どうも職場の雰囲気が暗い。どうしてなんだろうと考えると、見えない「彼氏」がいることに気がつきました。ホラー。