日経社説 中国、アフリカ外交の功罪

 中国様へたれの日経が取り上げるとは思わなかった。FTあたりの姿勢に習ったか。

 住民虐殺で国際的非難を浴びるスーダンや「圧政国家」(ライス米国務長官)との批判も受けるジンバブエなどへの援助拡大は、国際社会の対中イメージを損ない、長い目で見て中国のためにもならないだろう。中国の進出が目立つスーダンやナイジェリアなどでは、中国人労働者が流入する一方で現地の雇用拡大につながっていないという。政権抱き込みに偏りすぎると、相手国の国民の反発を招く結果にもなりかねない。

 ダルフールというキーワードを消すのはしかたないとして、意外に問題なのがこの新華僑たちだ。アラブ世界、アフリカ世界に流し込まれている。ろくな事にならなければいいのだが歴史を顧みると暗い気持ちになる。

毎日社説 JRと国労 「20年の闘い」を無にせぬよう

 国鉄分割・民営化には賛否両論が渦巻いた。巨額の負債を国民に肩代わりさせたことの是非、新幹線と並走する在来線を第三セクターに移したことの功罪などは、今も評価が定まっているとは言いがたい。今後の検証が待たれるが、組合弱体化が目的の一つとも指摘される中、国労は分割・民営化に真っ向から反対を唱えた。

 まあ、そういうことなのだが歴史は流れていく。

読売社説 [会計検査院]「検査報告に見える新しい流れ」

 このほか、不正、無駄遣いの数々が満載されている。報告書を熟読すれば、納税者の怒りは収まるまい。指摘を受けた関係省庁、団体に猛省を求めたい。

 e-Japan系がすごいことになっているみたいだが、そのあたりは突っ込まないのがお約束、と。次。

朝日社説 WHOトップ 健康守るカギは中国に

 おやこのネタ何?という感じだが、悪くない。

 SARS騒ぎが起きた03年、中国代表はWHO総会で「中国にとって何より大事なのは、健康問題より国家主権」と言って、台湾の参加に反対した。だが、中国政府には、チャン氏を強く推した責任がある。大国の度量を見せてほしい。

 参考⇒極東ブログ: 李鍾郁WHO事務局長の死を悼む

朝日社説 巨大銀行 公的資金は生きたのか

 いろいろポジションによって異なる意見はあるだろうが、社説としては概ね良しというか、こんな感じだろう。

 ゼロに近い金利や、不良債権の処理にともなう法人税免除のおかげで、過去最高水準の利益を計上したが、本業での収益力はまだまだ低い。それなのに政治献金を復活する話まで出ている。

 しかたがないとはいえ、この銀行の儲けは政治の主導であり、実質金利で庶民もなんたらとかいう議論もあるだろうが、この政治システムの総体から見れば、家計のお金が吸い取られたということだろう。もちろん、賢いやつはそうではなかった。しかし、庶民というのはそんな賢いわけでもなく、黙って吸い取られるしかなかった。
 しかし、そう考えてみると国家に搾取されたアホな庶民といったところだが、実際には実質金利は高く、暮らしはそれほど酷いものではなかったというか、国家と銀行の建て直しを目標にオプティマナイズするとこの間のデフレ誘導というのは実は良策だったわけか(皮肉ですよ)。

笑っていいのか悩ましいニュース

 実に「悩ましい」って表現を使ってみたくなるような。
 ⇒工事でフェロシルトに廃液混入できず 石原産業元副工場長 : 中日新聞ホームページへようこそ

 石原産業大阪市)の土壌埋め戻し材・フェロシルトの不法投棄をめぐり、四日市工場の元副工場長らが逮捕された事件で、一時期だけフェロシルトに廃液を不正混入せず製造していたのは、工場内の工事に伴い配管を付け替えたため、混入しようにもできなかったことが分かった。
 三重、愛知、岐阜、京都の4府県警合同捜査本部は、廃棄物処理法違反(不法投棄)の疑いで逮捕した元副工場長の佐藤驍(たけし)容疑者(69)が、すべてのフェロシルトに廃液を混入しようとしたが、この時期だけはやむなく“正規の工程”で製造したとみている。

 製造法を意図的に間違えないとよい技術なのでは?

「健たん家」?

 健痰家じゃないよね。かーぺっ(本場中国流)。

 ⇒雑記帳:「わんこそば」大食い大会 優勝は東京の泉さん−話題:MSN毎日インタラクティブ

一口ほどのそばが間髪いれず入ってくる「わんこそば」。大食い日本一を決める大会が11日、盛岡市で開催され、全国約150人の健たん家が競った。

 関係ないが、先日本屋でぼーっと本を見てたら、近くのお姉さんたちのだべりが耳に入ったのだが、「ホント、せっとくりきないよのよ」とか言っていた。最近のお嬢さんたちは、そういうふうにしゃべるのが粋なのかい。

いじめ自殺予告、翌日

 ⇒asahi.com:いじめ把握できないまま自殺予告日、警戒続ける - 社会

 いじめを受けており、状況が変わらなければ11日に学校で自殺するとの手紙が伊吹文部科学相に届けられたのは6日。文科省は各地の教委などに調査を求めたが、当てはまる事例を把握できないまま11日が過ぎた。同趣旨の手紙は6日のあとも複数、同省に届いた。大半のケースで特定はできておらず、いじめの実態把握の難しさが浮き彫りになっている。

 まあ、良かったと言っていいのだろう。実行されていたら、大変な問題だった。
 こんなネタもあり⇒runme.org - say it with software art!

なんどか書いていると思うがいじめ問題の解決は簡単といえば簡単ですよ

 子供を異質な複数の所属にすること。
 学校と家庭というのが、二つの異質性になれば、それはそれでいいけど、それがどうやらダメっぽい。単純にいえば、家庭がそういう機能になってない。
 となれば、第三の所属があればいい。
 というか、普通の地域共同体のモデルを考えても、子供はそういう第三の所属を持っているものだった。
 重要なのは、子供たちのなかで年長から年少までを自治的に構成させ、そのなかで権力の行使と緩和を学ばせること。

氷からの伝言

 伝言1件です。
「ガンバレって言ってくれないと、ボ、ボクは溶けちゃうんだよぉぅぅぅ.....(デロデロデロデロ)」

     o   〇 
  o , -ー- 、 。   <じゃぁねぇ   
   ,'  -∀-ヽ、       
  (o ゚    o ) 
   `ー-ー--ー''’ 

女の子がデートでジーパンというネタ対決!

 煩先生⇒煩悩是道場 - 女の子がデートでジーパン
 栗先生俺のターン - デートは生もの
 
 しかしなにごとにも解決策というか妥協点はあるしそこに向けられた人類の努力はけして無駄にはならないという一例をごく簡単な具体例をもってしめすことができそうなケース。
 ↓

私はここの会社が何を考えているのかわからない

 ここ⇒際コーポレーション レストラン・ショッププロデュース

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ハングリー―日本を明るくするバカ力: 中島 武

紅虎餃子房、万豚記、虎万元…。〆て266店200億円。すべては、14年前、借金まみれのド素人が、横田基地前に「ラーメン屋」を出したことから始まった。前のめり気味に突っ走ってきた、風変わりな人生の軌跡を語る。

 まあ、ぼちぼち考えてみます。