産経社説 エネルギー戦略 「国家安全保障」の視点を

 よくわからん。

 エネルギー戦略はむしろ、経済、外交、技術だけでなく、防衛を含めた国家安全保障戦略の中で構築すべきであろう。イランのアザデガン油田や東シナ海のガス田問題なども、同様の視点からの取り組みが必要だ。

 で、終わるなよ、っと。
 アザデガン油田、止めろとかはっきり言えない産経。

毎日社説 知的財産計画 知恵でもうける仕組み築け

被害額が世界で年間70兆円、日本に限っても17兆円と推計される模倣品や海賊版の拡散を防止する国際条約は、提唱国として国際機関や国際会議の場で、実現に向けた努力を続けていく必要がある。この分野では個人輸入やインターネットでのオークションも例外ではないことも政策として打ち出すことは当然である。個人的な事柄も、回りまわって大きな被害になるからだ。

 まずは中国でしょ、最大の問題は。
 ↓こういう問題ね。ちなみにこれは朝日新聞です。

朝日社説 節度ある市場社会へ 墜落した「挑戦者」

 何言ってんだか。ライブドア村上ファンド潰しも国策、というか、市場規制の不備。それと日本の株式市場のメインのプレーヤーは外人。わかっていて考えもしないのか朝日。

きっこさんの心の成長を見守る

 まいどぉ⇒きっこのブログ: 何でもアリの愛国心

なんか、「ジャパンパワー」を連呼し続けるフジテレビを見てると、「第二次世界大戦の時のラジオとか新聞とかも、こんな感じのノリだったのかな?」って思っちゃう。

 朝日新聞とかライターきっこくらいの年齢の女性の国防婦人会とか。

ようするに、敵を倒すことだけを「善」とする捻じ曲がった愛国心の前では、ふだん否定してるものでも、嫌ってるものでも、ぜんぶオッケーになっちゃうってことだ。

 なーんだきっこさんもわかってんじゃん。小泉や安倍を敵だとしてそれを倒すことが善だと思っていると間違うってこと。

‥‥そんなワケで、どこの国の人だって、みんなおんなじ人間なんだから、あたしは、その中で、好きなチームや好きな選手を自由に応援すればいいだけなのにって思う。

 「どこの国の人だって、みんなおんなじ人間なんだから」というのは禿同!! ダルフールで虐殺される人々のことを思うと心痛む。

北朝鮮のお友達がぶいぶいやってまいりました

 ⇒「内政への介入」と共産 人権法案、社民も批判 [CHUNICHI WEB PRESS]
 自民+民主 V.S. 北朝鮮+日共+社民党+ねら〜、という摩訶不思議な構図が見えてまりました。
 参考⇒Ereniの日記:民主党 長島昭久議員のブログが、北朝鮮人権法案言及で炎上している事について

青春にケリをつけて……

 その朝、昨晩の残りのカレーを食ってしまったような後悔のけだるい体をもてあましながら、いつものように私は新宿線で曙橋の事務所に向かっている。フジテレビ側の口から地上に出ると6月の朝の空気は奇妙に青臭い匂いに湿っており、それからしばらく続くはずの雨期の物憂げな気配があった。
 事務所のビルがぼんやりと見える。左手の薬指のあたりが痛い。慣れない半田鏝の作業で手を痛めたのか。そういえばそんなふうに少年時代何台もラジオを作ったものだと、思い出して苦笑する。すれ違いざまにアラブ人のよう男の体臭が鼻をつく。山羊ばっか食ってんじゃねえよ。とふと昔襲ってきそうだった初老の男のことを思い出す。ウイスキーに水を足してはいけないと男はうっとりした目をむけてきたとき、やべと思った。店のよく出来た調度品はサラセン帝国といった趣がやばさぎんぎんじゃねーか。男が手を握ってなにかを言ったとき、私はそのまま夜の町に逃げ出した。私はまだ十分若かった、あの頃。
 オフィスのドアを開けると饐えたようなコーヒーのような匂いがした。Jおばさんが会計の残務を徹夜でしていたのだ。どう? 家に帰ったら? 帰りたくないよと彼女は言い、最近別れた若い旦那の話を続けた。どうでもいいよそんなのと思いつつ、とにかく彼女を帰宅させ、昨日やり残したアップルトークの配線をしながら、私はあと何年生きているのだろうと考えた。どうせ意味なくに死ぬのだという思いがなかなか消えてくれない。青春の終わりと呼ぶほかない何かにピリオドを打ったあとにこんな長い食い尽くせぬかまぼこのような徒労感が続くのかと得心したとき……(続かない)