基地問題の微妙

 昨日こう書いた⇒finalventの日記 - 日経社説 もたつく在日米軍再編交渉

 それと、移転問題は額賀・島袋会談ではどうにもならない。沖縄の歴史を知るべきだよ、こういう発言するときは。ではどうしたらいいか。答えはある。ここに放言するタイプの話じゃないけど。

 というわけでこれは読みをハズシたと取られてもしかたない。ので補足。
 後出し補足で醜いことを言うと、「移転問題は額賀・島袋会談が合意してもそのレベルではどうにもならない」。
 そのレベルの合意は比嘉鉄也元市長のレベルと同じ。
 ただ、額賀・島袋会談はもう少しぐずるかと自分は思っていたのでその点はハズシた。現場から離れると空気が読みづらくなる。
 これから県の段階になる。また読みをはずしそうだが、岸本元市長でダメだったように残り1年を切った稲嶺知事でもダメだろうとは思う。ということで、次の知事選にかかる。重要なのは、なので沖縄自民と言いたいところがキャスティングヴォートは案外公明。
 今回合意のルートについては⇒普天間飛行場移設問題が基本合意 琉球新報〜沖縄の最新ローカルニュース
 さらに⇒飛行経路、宜野座を回避 普天間沿岸案 琉球新報〜沖縄の最新ローカルニュース
 このあたりのテクニカルな妥当性はよくわからない。18度の傾斜がそんな意味を持つのか?
 本土的には、普天間移転問題は移転先に目が向けられているが、沖縄の現場の問題はやや違う。
 ジュゴン云々については案外え?みたいな話もあるが、その一枚板で反基地という流れは多分日本でも環境テロみたいなものに流れていくかもしれない。ま、欧米のそういう勢力との結託があると意外な動きもあるかもしれない。

鮫島通信GJ

 ⇒鮫島通信:泉あい氏への公開質問状 4 - livedoor Blog(ブログ)
 泉あい氏バッシングの意図はないが、この鮫島通信の長谷工からのレスが事実なら(たぶん事実でしょう)、ここはきちんとしないといけないことだと思う。
 ま、ブログは所詮ブログ、アルファーと呼ばれるほどの馬鹿でなし、というだけでいいかは、ブログ全体が問われている部分。

ブッシュ漏洩疑惑

 ⇒asahi.com:イラク機密情報漏洩疑惑で打撃、米ブッシュ大統領 - 国際
 ⇒「米大統領、機密漏洩を許可」・政権、一段と窮地に
 まず、基本だが、これが事実としてもこれはブッシュの犯罪ではない。違法ではない。
 以前のローブ疑惑のときのWSJではむしろローブを賞賛していたので、右派的にはこの疑惑をそのノリで乗り切ることもできないわけでもない。が、ブッシュはすでに十分に共和党右派的ではない。
 全体としてみると、ありがちなレイムダックの風景。
 いずれにせよブッシュのレイムダック化のなかで米国の世界戦略がどう変わるかということだが、欧州のヘタレや中国の内在的な危機感などもあり、率直に、読めない。しいていうと、米国が米国国内へ視線を向けられると他の国が困る。

ごく単純に言うと

 小沢が目指しているのは政府をリコールするシステムを日本に埋め込むこと。
 電気炊飯器には取説があって、そのとおりに機能しけなれば不良品。同じように、政策があってそのとおりにしない政府は不良品としてリコールできるようにすること。
 ぶっちゃけて言えば、民主党はそのひな型を作ること。

小池百合子、早々に復帰?

 ⇒「奇策」に市側折れ/方針転換に批判必至

小池百合子沖縄北方担当相は七日夜、米軍普天間飛行場の同市キャンプ・シュワブ沿岸部移設案の修正で合意したことについて「移設、返還への第一歩と考える。名護市と防衛庁の努力に敬意を表したい」とのコメントを発表した。