日経春秋

 安吾の話⇒春秋(3/17)
 つまらんというだけだが、安吾のことはいろいろ思う。
 ⇒坂口安吾 - Wikipedia

1955年、脳出血のため桐生市の自宅にて死亡した。享年49。

 享年49は満でであろうか。
 私は今年満で49になる。だいたい安吾の人生くらいは生きたな。
 安吾は随分年上だと思ったが、もう自分より若い作家になるのか。
 太宰のときにも三島のときにも不思議な思いがしたが、今は太宰も三島も若い作家よのうという感覚は定着している。
 自分は何に向けて老いているのだろうか。

産経社説 弁護人と審理遅延 国民に「裁判不信」を招く

 この裁判の二人の弁護士は、今月六日に辞任した弁護士に代わって就任した。ともに死刑廃止運動を進める弁護士で、とくに安田好弘弁護士はそのリーダー的存在として知られる。
 出廷しなかった理由について、弁護人側は、「日本弁護士連合会が開催する裁判員制度の模擬裁判のリハーサルがある」とし、「接見や記録の準備に時間を要する」ことなどをあげ、訴訟遅延が目的でないと強調する。
 しかし、この事件の裁判長は、五月下旬に定年退官を迎える。それまでに結審していなければ、合議をやり直すことになる。このような経緯もあり、弁護人側が意図的な引き延ばしを図っているとみられるのだ。

 この問題は複雑。簡単なコメントはない。

毎日社説 国連人権理事会 機能を生かす外交が必要だ

 スーダンへの言及もなくこれ。

人権を掲げてきた米国が結果的にベラルーシ、イランなどと共に反対や棄権した側に回ったのは、皮肉としか言いようがない。
 新理事会の効率化、機能強化、選別化を要求する米国の主張もわからなくはないが、国際社会のコンセンサスを得つつ一歩一歩進めなければ、地に着いた改革にならない現実も見る必要がある。

 そうおっしゃる毎日様がダルフール危機の現実とか見ているのか、と。ま、記者は見ているのだろうけど、全体的な世界観に反映されないのはなぜなんだろう。ま、言うだけ無駄っぽいが。

イチネタ ちょっと弱いか

 ⇒asahi.com: 無罪男性の国賠訴訟、「起訴は違法」認定 名古屋地裁 - 社会

 名古屋市内の民家に侵入して現金を盗んだとして逮捕・起訴されたものの、無罪となった愛知県東郷町電気工事業青山崇さん(37)が、国に2000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が16日、名古屋地裁であった。佐久間邦夫裁判長は「検察官は十分な捜査を尽くさず、起訴は違法だ」と述べ、220万円の支払いを命じた。

 こうした国の暴走は官僚の世代変化と、なんつうか経験の重みみたいのがなくなっているのもあるのだろう。
 永田議員の馬鹿加減というにはたやすいが、あれが東大→大蔵官僚の一例で、特例でもないのだろう。そんなものかというのを目の当たりに見ると丼引きではあったな。真引きさんのほうが3264倍くらい優れているのではないか。
 はてな的にはこのあたりがイチネタか⇒asahi.com: 可視光あてると水から水素 新種の光触媒、東大教授ら発見 - サイエンス