ちゅらさん3

そういえば、「ちゅらさん3」をするらしい。1は現地にいたし、見ねーわけにもいかないので、適当にみた。2だめ。つらすぎ。でもま、出演者に知人がいるというドラマだったので、変な感じ、っていうか、学芸会みたいだった。ま、あれはかなり沖縄っぽかったか。

「さとうきび畑の村の戦争」その時 歴史が動いた− 新史料が明かす沖縄戦の悲劇 −

まいったな。すごい変な話だった。証言者の嘘はないんだけど、あのときの沖縄人のマクロ的な行動がすっぽり抜けている。っていうか、「さとうきび畑」の歌に合わせて、番組ストーリーつくってそれに歴史資料と証言をつくってしまうからなぁ。南部糸満のあの当時の農地は水田もあったのだよ。うーむ。悲劇は悲劇なんだけど、こういう話にまとめちゃうのか、本土は。

沖縄 市町村合併>4協議会で合意半数以下

 今国会では合併特例法改正案が審議されている。これは05年3月末までに知事へ合併申請をしておけば、06年3月末までに合併しても現行の特例法が適用されるというもの。合併自治体を増やすための猶予策だが、同案が成立しても、04年度内に市町村議会の決議まで済ませ、住民の同意を得ておかなければならない。待ったなしだ。

「肥満」が長寿襲う/県民の実態米国で報道

 米国の有力紙「ニューヨークタイムズ」は三十日付の紙面で、県民の肥満問題をリポートする記事を掲載。ファストフードなど欧米型の食生活の影響が肥満を招き、長寿の危機を迎えた県内の実態を報じている。
(中略)
 県内男性の平均寿命順位が二十六位に急落した背景に肥満者の増加があることを指摘。高齢者は伝統的な食事で長寿を誇っているが、米軍占領下の影響などで若者らはピザやハンバーガーなどを好む傾向があり、「日本人の中で最もファストフードに慣れ親しんだ人々で、長寿が危機を迎えたことは当然だ」としている。

自殺率が高いこともあるんだけどね。

黄砂観測/かすむ那覇市

 中国大陸で発達した低気圧の影響で三十一日午前、那覇市内で黄砂が観測された。早朝からぼんやりとした空が広がり、沖縄気象台によると、午前九時現在の視界は十キロ。二月二十六―二十八日以来の観測だという。

週刊文春の出版禁止、東京高裁が仮処分取り消し

というわけで、反転か。
「週刊文春」発売禁止命令の取り消し決定 東京高裁

週刊文春出版禁止を取り消し・東京高裁

 同問題を巡る司法判断は3回目で、高裁と地裁での判断が分かれた格好。長女側が最高裁に特別抗告する可能性も大きく、問題が決着するまでにはまだ時間がかかりそう。また抗告した際、決定の効力停止も申し立て、認められれば再び出版禁止状態に戻ることになる。

 つまり、禁止状態に戻る、と。

まともな感覚

ブログにはお利口ちゃんが多いなと思う。私もその部類に見られているのだろう。ま、しかたないか。ただ、なんか、こーだな、お利口な人ってセクシーじゃないよな。といいつつ、今の若い子におけるセクシーっていうのは、そーゆーのと違うんだろうなと思う。
 でも、どんな時代になっても、ある、まっとうな感覚っていうのは廃れないと信じている。っていうか、ちゃんとどういう背景からでも、まともな感覚の人間が出てくる。

私は死刑廃止論者ですよ

知人にその運動やっている人がいたんだが、全然感化されなかった。しかし、自分の理解を超える極悪人というか、理解できない犯罪が増えるにつれ、死刑というのは、私と国家の関わりとしては適切ではないと考えるようになった。と、書くとこりゃ極東ブログになっちまうから、これはこれにて。

これくらいの知恵もない方

 で、もちろん加害者には刑が科せられるわけですが、近代以降の研究では、たとえ加害者が死刑になっても「感情的回復が得られない」という被害者の方々が出てきた。そこで近年行なわれているのが、「加害者と被害者のコミュニケーションを通じて感情的回復を図る」ということなわけ。
 こんなの社会問題を語る上ではイロハですよね。ちょっと「社会契約論」「国家論」「法学」「法社会学」あたりをお勉強してれば、今時「俺と俺の子供の関係は、国家を越える」みたいなユルいことなんざ言えないはずですがね。「あだ討ち」が成功したって、あだ討ちした奴に未来はねえんだから。これくらいの知恵もない方が書かれているものは、どんな「ご立派」なことを書かれていても、信憑性がないですねえ。この古臭い「暴論」とやらによって、今までのお話のはしごが外れちゃいましたね。

 はいはい。お利口さん。
 ちなみに、私は死刑廃止論者です。そして、仇討ちとかに賛成するものでもありません。

これが論争と呼べるのか?

 論争と呼べないよ。矛先はきちんと刺さっていて、finalventお陀仏なりってことになっていると思うよ。悪いのは俺だよ。吉本なんか持ち出すなよ、だよね。
 ところで、アンタ全共闘世代? うーん、だったら、心情としては俺のことわからない? 若いのかな。
 この事件誰が悪いというか、議論のレベルにしたら、von_yosukeyanさんが正しいよ。朝日新聞の社説くらい正しい。私は、そういう次元で正しいことと言っていない(っていうか、そのあたりは誠心誠意書いたつもりだ。親が悪いわけはないと)。人の親ならこう思うって言ったのだよ。昔だったら、私の意見がむちゃくちゃでも通って、正しい意見は「青臭いこと言うんじゃない」ってなった。南無さんだって、そんなことくらいわかってんじゃないの。finalventは阿呆で決着つけてもいいよ。電波っていう決着つけるやつと一緒に正義の殿堂に入れてあげてもいい。
 finalventの強さがあるとすれば議論じゃないよ。レーニンが阿呆でも革命ができたのと同じ。利口なやつはたーんといる。オウム真理教にだっていたんだしね。俺は阿呆だよ。
 とま、ふざけたけど、これは論争ではない。論争として見るなら私が完全に間違っている。で、そうして負けが言葉に出ないとき、社会はどうなるだろう? そして、私の言葉は、正しくないがゆえに誰にも届かなかっただろうか。あるいは届くことは誤りだっただろうか。南無さんも、考えてみてね。
 

わからないなぁ

 ええ、皮肉じゃなくて、わからないんですよ。でね、警察の件は、id:koufuuさんの指摘部分は理解できましたし、自分の判断が間違っているので、訂正しました。
 で、私も反省するのだけど、id:von_yosukeyanさんのご指摘が私には「排撃的に見えた」のですよ。で、そして、その上に、わからんが乗っかるわけです。id:von_yosukeyanさんとしては、「なんでこんな分かり切ったことがわかんのか、馬鹿」なのでしょう。
 そう、馬鹿の壁なんです。そういう指摘もむっとこられるでしょうけど。

ただ、私はこの社説はおかしいと思うよ。でも、死んだ親を思えばもうこれ以上言うのはつらないというだけ

について、「その論拠が知りたい」と言われる。で、ね、私としては、正直、精神誠意その論拠を書いたのですよ。極東ブログでは同じテーマを3回連続することが少ないという点で、なんとか説明したいという私のあり方は理解していだけると思う。でも、id:von_yosukeyanさんは論拠になっていないと言われる。で、ここで議論は原理的に停止します。レフリーは第三者でなくてはいえけないのに当人が介入したからです。くどいようですが、非難しているのではなく、議論というものはそういう原理を必要とします。その点、id:koufuuさんは第三者であり、私はできるだけ、新しく傾聴する責務を感じました。
 で、私としては壁にぶつかる、と。
 もし歩みよっていただけるなら、id:von_yosukeyanさんは、新聞各社の社説でいいと思いますか?
 私はこれは、変だと思う。別の言い方をすると、この事件について、あれから世間の声を聞くと、「親が悪いよ」という感性は少なくなかったようなのです。私は親が悪いとは思わない。それは明記しました。しかし、親が悪いよという感性は理解できる。
 で、id:von_yosukeyanさんは、そんなのは端的な誤謬だとするのではないでしょうか。馬鹿だよ、完全に間違っているとね。
 私もどちらかといえば、そう考える。でも、そう思わない。この彼らの感性には重要なものがあるというふうに、「思い」を「考える」にフィードバックしたい。
 つたわりますか?
 失礼な言い方があればごめんなさい。私は失礼な言い方をされるとむっときて思考にブレがでます。つまり、ノイズです。自分がそういう言辞を弄しているので、他者をそれ故には批判できないです。