2013-05-01から1ヶ月間の記事一覧

「「超」入門 微分積分 」神永正博、読んだ。

ああ、学者さんらしい本だなと思った。良書といえば良書なのだが、タイトルにあるように「超」入門という印象からの優しい本とは言えないのではないかな。数IIIくらいまでやった人が振り返って、なるほど、そういう意味なのかという微積分を振り返る本。「超…

320 : Lesson

My Father gives all power unto me.

佐藤愛子「ああ面白かったと言って死にたい」、読んだ。

箴言集とあるように、講演のなかの印象的なフレーズをまとめたもの。 内容は少ない。発言年代もまばらだが、今年89歳の彼女の人生の俯瞰のようなものは奇妙に見えてきて、面白いといえば面白い。ああ面白かったと言って死にたい―佐藤愛子の箴言集 『戦いすん…

西部邁「実存と保守」、読んだ。

変な本だった。 74歳にして少年時代の自身を語るという、なんともいえない老いの奇妙な幻想が書かれている。 もちろん、本人としては、戦争と戦後体験から、日本の危機を論じたいということなのだろうが、テーマが叙述にあっていない。また文体が、カタカナ…

もひとつパズルの解答

『色彩を持たない多崎つくると彼の巡礼の旅』は結局、5度目の再読。ちょっと間を置いたので、精読中。いくつかパズルが解けた。符牒的なパズルではないので、恣意性が若干残るが、その解でだいたいこの作品の不可解さのようなものは解けるように思えた。 ひ…

土曜日、4日

昨日は久しぶりに泳ぐ。喉の痛みがまだ残っているので、よくないかなと思ったが、軽くながして、今朝の痛みも少ない。体調も少しずつビルドアップしていきたい。 世の中は連休。まあ、そうなんだろうな。

金曜日

久しぶりに泳ぐ。喉はまだ痛むんで、ちょっといかんかったかなあ。

319 : Lesson

I came for the salvation of the world.

木曜日、2日

朝は涼しく、秋を思わせる空の色だった。 昨日の続きで、結局というか、栗本さんの『地球文明の歴史』を読んでみた。こちらのほうが、昨日の書よりすっきりとまとまっていて、むしろ「遺書」のほうはそれほど重要ではないような印象も受けた。たぶん、「遺書…

318 : Lesson

Lesson 318 In me salvation's means and end are one.

木曜日、5月1日

五月となった。 喉の痛みはぼちぼちという感じ。症状は喉が中心だと思っていたが、どうも全身ぐったり感はあり、風邪でしたね。 栗本さんのこれを読む。「遺書」とある。まあ、「遺書」なんだろうなと思う。 栗本慎一郎の全世界史 ~経済人類学が導いた生命論…