土曜日

 喉が腫れてつらい。夕方になり少し腫れが引いたようにも思う。
 坂口良子の死が微妙にじんとくる。彼女については、池中玄大の初期くらいでしか知らないので、25歳くらいの面影で、それ以降はほとんど知らない。結婚後借金負っていたいたことや、娘さんも芸能活動されているのを知らなかった。坂口杏里というらしい。画像検索すると、お母さんのほうがチャーミングだったかなとか思った。ただ、時代の問題だろうけど。
 
 昨日の「禅と悟りと修行 : 禅と悟りと修行 - finalventの日記」で、ちょこっとブコメなどが付いているのを見る。まあ、各人各様に理解すればいいし、僕の理解が、俺様理解だと思うならそれもいい。ただ、気になるなら、正法眼蔵を紐解いてみるといいだろうし、その上で違うというなら、その考えは伺ってみたい。
 追記にも書いたが、昨日引用部で、「自己を忘るるといふは、万法に証せらるるなり」などをはしょった。理由は、書くことが可能なのは、「自己を忘るる」までだからであり、「万法に証せらるる」は各人のまさに生き方の「修」だからだ。別の言い方をすれば、人ができるのは、忘れることだけで、その先は、仏の道に任せることだからだ。
 神秘体験が救いであるわけもないし、死者を蘇らせることが救いでもない。
 ある体験を記憶で保持するなら、それ自体が迷いそのものだし、超自然的な期待は、現在の否定でしかない。
 そんなものに、苦の救済はないという知るというのが、仏教の優れたところでもある。
 
 そういえば、「純と愛」の最終回を見た。あれはあれでよかったと思う。