土曜日

 昨日「仏性」についてちょっと雑文を書いたら、ブコメが付いていた。ブコメのことをすっかり忘れていたので、ざっと読んでみた。
 なんか、なつかしい。
 はてな村ってこんな感じだったなあ。
 まあ、誤解されるなら、やはり書かなければよかったか、あるいは、書籍のような形で、正法眼蔵との対比できちんと書くべきだったのかもしれない。
 道元の仏教というのは、巷で言われる「只管打坐」とは違って、かなり激烈なもので、あれだけ温厚な人にどうしてここまで過激ともいえる信仰があったのか不思議にすら思えるが、それが仏教ということでもあるのだろう。
 私は道元ではない。道元を模していくことも無理。というのを良寛から学んだ。良寛は本当に道元をよく理解していた。それであの生涯を送った。
 ネルケ師も、妻帯されていた。それもわかる気がした。
 まあ、こういう時代、「仏教」を人が求めるのもわかる。
 道元がそういう意味で「仏教」なのかは、僕としてはけっこうどうでもいいことになった。