朝日 日朝平壌宣言―この10年の轍を踏むな : 朝日新聞デジタル:社説

 拉致事件の衝撃は大きく、その後の真相解明の要求や核開発に対する北朝鮮の態度はあまりに不誠実だった。
 そのため、拉致問題以外のことを話し合う空気がなくなったことが、北朝鮮との交渉の幅をせばめてしまった面があるのは否めない。
 10年を区切りに、交渉のあり方をリセットしたい。
 平壌宣言の原点に立ち戻り、拉致問題、過去の清算、核・ミサイル開発などを包括的に話し合う。どれひとつでも脇に置いては、協議は進むまい。
 経済改革に取り組む正恩氏の新指導部に、対外開放を促すことも必要だ。北朝鮮も真摯(しんし)に対応すれば、やがて豊富な地下資源や労働力を生かし、経済を立て直す道も開けよう。
 この10年と同じ轍(てつ)を踏んではならない。

 何言ってんだコイツ的な世界。
 朝日さんの言うことが正しければ米国が主導して道が開けたでしょう。それと、国民というのは国家の主権であり、普通の国家なら、軍が動くものですよ。それを日本人はじっと耐えてきた。