日経 医療界は後発薬普及を促せ  :日本経済新聞

 なぜ今日の話題なのか今ひとつ理解できない。

 最近、一部の診療所がジェネリックへの患者の理解を妨げるようなポスターを院内に張り出した。成分が先発薬と同じではない、効能のばらつきが大きい――などと誤解させる文言を含んでいる。
 東京の医療団体が6千部つくったという。医師の臨床経験に基づく内容だと説明しているが、ジェネリックの関連学会は正確性を欠くと指摘し、内容の変更や回収を求めている。患者の正しい理解を助け、選択肢を増やすことこそが医療界の役割であろう。

 現場の認識と「ジェネリックの関連学会」の摺り合わせが出来ていないということもある。
 これは皆保険制度とも関係する話題でちょっと複雑。簡単にいうと、ジェネリックインセンティブが働くような制度の妥当性ということになる。
 加えていうと、現実問題として具体的な問題として市場に関連するジェネリックは何かということがある。基本的には慢性病(生活習慣病)に関連する。あとOTCとの関係もある。別の言い方をすればOTC化できればジェネリックの選択が市場で進む。