東京 東京新聞:京都の重大事故 車を暴走させぬために:社説・コラム(TOKYO Web)

 ルールを守らない不届き者が真面目に病気と向き合っている患者の不利益を招いている。日本てんかん協会はそう嘆く。再発を防ぐには罰則強化もやむを得まい。
 しかし、発作の頻度や症状には個人差がある。病名のみで一律に狙い撃ちにする議論に陥ってはならない。脳梗塞認知症などが引き金となり、てんかんを患いながら自覚のない人もいる。糖尿病や心臓病などで意識や動作に障害が現れる人もいる。
 免許がないと、就労の機会が制限される。日常生活にも支障が出かねない。不正は決して許されないが、社会参加の道をなるべく狭めない手だてを考えたい。
 てんかん患者の差別や偏見を助長しないよう警察は予断を排して厳正に捜査してほしい。

 普通に読んで論旨が破綻しているように見えるのだが。