日経新聞社説 輸出に頼らず投資で稼ぐ構造に転換を  :日本経済新聞

 ここ10年間の日本の輸出のけん引役は、自動車、電機、機械、鉄鋼の4業種に限られている。主役が固定しているのは、産業の新陳代謝が滞っている証しでもある。
 直接投資やM&A(合併・買収)で世界に打って出ると同時に、国内で付加価値が高い事業の創造に努めるのが経営者の責務だ。一方、政府はモノの輸出を重視する旧来型の関税交渉ではなく、成長センターのアジア地域を中心に、日本からの投資の舞台を広げる通商政策に力を入れるべきだ。

 そういうことだと思うね。