朝日新聞社説 沖縄侮辱発言―アセス強行はあり得ぬ : asahi.com(朝日新聞社):社説

 地元紙が報じ、表面化した。朝日新聞は発言時は、その場にいなかったが、補強取材をして記事にした。私たちも、あってはならない暴言だと考える。

 文言通りではないけど、文脈はそうとしか理解できないと朝日新聞も判断。

 仲井真弘多知事は「コメントもしたくない。口が汚れるから」と述べた。多くの県民が同じ思いだろう。
 それにもかかわらず、政府は年内に、アセスメントの最終手続きに入る方針を変えないのだという。
 沖縄県議会は今月、アセス提出の断念を求める意見書を全会一致で可決したばかりである。そこに、この暴言が重なったのだ。もはや、アセス手続きなど進むはずがないことは明らかではないか。

 問題は、失言ではなく、「アセスメントの最終手続き」が進められていく点にある。沖縄と対話していないのだ、この政権。

 政府は、まず立ち止まるべきだ。何もなかったかのようにアセスを強行するなら、局長の暴言を追認したことになる。政府が過ちを重ねてはならない。

 つまり、そこが問題。
 この問題をきっちり見抜いている点でこの朝日新聞社説はグッドですよ。