日経新聞社説 自民党の責任も問われる  :日本経済新聞

 しかし自民党の立場を明確にせず、政府を批判するだけでは、無責任である。谷垣氏は自由貿易の重要性を訴え、外交交渉の必要性も強調した。それなら、TPP交渉への参加を認める方向で党内をまとめ、農業対策などで建設的な政策提言をすべきではないか。
 社会保障と税の一体改革に関しても、谷垣氏は2010年代半ばまでに消費税率を10%に引き上げる法案を今年度中に提出するという政府方針について、民主党マニフェスト政権公約)との整合性などを批判するにとどまり、中身の議論に踏み込まなかった。
 消費税増税の基本認識で政府と自民党に大きな違いはないはずだ。入り口論の批判で協議を拒むのではなく、早く与野党協議を始めて、議論をリードするぐらいの意気込みを示してもらいたい。その方が自民党の信頼回復につながるだろう。

 自民党もぜんぜんダメですね。
 もともと、自民党の反動派と民主党は同じなんだから、ダメはダメ。次期総選挙はTPPでもなんでもいいから、自民と民主を割って、きちんと小さな政府志向の政党ができるといいなと思う。みん党があのポジションでは微妙すぎるし、舛添さんも失敗したが。