朝日新聞社説 君が代判決―判事の声に耳を澄ます : asahi.com(朝日新聞社):社説

 反対意見を書いたもう一人の田原睦夫判事は「処分は慎重であるべきで、命令に違反したからといって直ちに処分すれば裁量権の乱用が問われ得る」と述べ、岡部喜代子判事は命令は合憲としつつ「処分の程度や影響などによっては裁量権の逸脱・乱用になる」と警告した。
 ほかにも、合憲とした判事らから、過度の不利益処分を背景に起立斉唱を強制することに危惧を示す見解や、教育行政の担当者に「寛容の精神」を求める意見が示されている。

 暢気でいい国だなという感じもするが、米国などだと日本のような意味での公に関わる公務員は少ないから、国歌への志向はもっと市民的なものになる。いずれナショナリズムではあるが。
 多寡というより公務員が特権階級になっている特権性の現れとしてのこういう表層的な反ナショナリズムというのは庶民からすると嫌悪の対象になる。