毎日新聞社説 社説:世界遺産登録 その精神を重んじたい - 毎日jp(毎日新聞)

 登録が決まったのは、金色堂で名高い中尊寺や庭園が有名な毛越寺、これらと調和した景観をつくる金鶏山など、五つの構成資産。いずれも浄土(仏国土、仏がすむ場所)を現実世界に表現しようとしたもので、アジアの仏教と日本独特の自然信仰が融合していると評価された。地域全体が浄土を表しており、800年前の姿が多く残っているのも評価のポイントになった。

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ちなみに、明治時代に建設された毛越寺本堂は昭和後期には老朽化が激しく、藤原秀衡公八百年特別大祭記念に併せて、藤島亥治郎東大名誉教授が設計し、昭和六十二年十一月に着工した。

 話戻して。

 「平泉」から、さまざまな現代的意味も読み取れるのではないか。たとえば、中央との衝突を避けて独自性と自立性に富んだ国がつくられたこと。大陸の文化を積極的に取り入れた国際性、他の地域にも影響を与えた先駆性も指摘されている。これらは東日本大震災からの東北地方の復興を考えるうえでも、大いに参考になるだろう。

 義経征伐ですね。