「アラブの春」とよばれる民主化の風は、このまま吹き続けるのだろうか。
発端となったチュニジアに続いて、大国のエジプトでも強権体制が打倒された。だが、リビアでは政府軍の巻き返しで内戦となり、シリアでは市民のデモへの発砲が繰り返されている。
で、チュニジアとエジプトの現状には触れないで「アラブの春」だものなあ。
その一方で、独裁者を追放したエジプトには最大20億ドル(約1630億円)の財政支援を約束した。「民主化の果実」を実感できるようにしようという考えだろう。
よくそこまでポジティブに考えられるのかと思うけど、朝日新聞って軍政が好きなのかもな。
アラブの春を民主化と和平に結実させるためには、米国の強力な指導力が必要だ。日本もふくめ各国が協力したい。
その米国の指導力が問題だったし今も問題だし、日本が何に協力するのかリビアの例で考えても意味不明。