毎日新聞社説 社説:日本の中東政策 苦しい時の関与も大切 - 毎日jp(毎日新聞)

 リビアでは新規石油鉱区入札(05〜06年)で日本企業が計8鉱区を落札するなど、石油生産をめぐる両国の協力関係が強まっていた。それでも日本政府が軍事介入を支持した以上、目先の利益に目を奪われて「大義」を見失うべきではあるまい。
 しかし、中東は動乱期にあり、米欧や中露などの思惑が錯綜(さくそう)している。カダフィ政権が盛り返す、またはリビアが二つの国に分かれることも含めて、リビア情勢がどんな結末を迎えようと、日本の権益をしっかり守るしたたかさも必要だろう。

 なんだろこれ。イラク戦争でもそう言ってかな。ただのダブスタじゃないのこれ。
 国際社会では「したたかさ」は必要だが、同時に国のboneというのも必要で、それは近代国家の市民契約たるうんぬん。

 多くの死者が出ているシリア情勢にも宗派対立やイランの思惑が絡む。複雑な構図で連動する中東情勢への関与は慎重であるべきだが、激動の時代だからこそ国際社会の公正さが問われる。特に中東で伝えられる虐殺や弾圧、流血に鈍感であってはならない。それは震災対応に懸命な日本も例外ではないはずだ。

 すでに社説のかでダブスタな感じなのだが。