今日の大手紙社説

 特になし。
 シリアが危険な状態。
 ⇒シリア デモに発砲70人以上死亡 NHKニュース

4月23日 7時21分
 反政府デモが続く中東のシリアでは、22日も各地で大規模なデモが行われましたが、治安部隊による発砲などで70人以上が死亡し、先月にデモが始まって以来1日の死者の数としては最悪となり、混乱がさらに拡大する懸念が高まっています。
 シリアでは、独裁的なアサド政権に抗議する反政府デモが続いており、22日もイスラム教の集団礼拝に続いて、各地で大規模なデモが行われました。これに対して、政権側はデモを徹底的に排除する構えで、シリアの人権活動家はNHKの取材に対し、各地で治安部隊が発砲するなどして、合わせて72人が死亡したことを明らかにしました。これまで厳重な警備がしかれ、大規模なデモが起きていなかった首都ダマスカスでも、デモ隊と治安部隊とが衝突して死傷者が出ており、人権活動家は「首都は治安部隊によって完全に包囲されている」と話しています。また、中東の衛星テレビ局アルジャジーラによりますと、南部のダラアの近郊でも、デモ隊に治安部隊が発砲し、22日だけで15人が死亡したということです。先月、一連の反政府デモが始まって以来、治安部隊による弾圧で、1日にこれほど多くの死者が出たのは初めてです。アサド政権は前日、市民の要求に応じて強権的な政権を支えてきた非常事態法を撤廃しましたが、デモ隊はさらに治安部隊の解体や政治犯の釈放などを求めており、今後さらに混乱が拡大し、犠牲者が増えることが懸念されています。

 大きな変化が起きるかはまだわからない。