今日の大手紙社説

 リビア情勢を論じたものがあるが、情勢の変化の大きく、数日でボケとなってしまった。
 リビアは小国で軍政なんだけど、国民軍ではなく傭兵的な要素が強い。実質の分散された地方の権力は、地元の部族の力学が働く。
 見ていると、すでに部族がカダフィーを離反しているので、名目的な国家の体裁はすでに崩壊してしまったと見てよさそう。
 別の言い方をすると、これも、民衆の民主化運動の帰結とは言い難いように思う。まあ、そういう文脈にまとめるにはこれも特例
 リビアの場合、政府が崩壊しても、軍事勢力としてカダフィーが失墜したかはよくわからない。英国とから最新鋭の武器を入手しているので、英国などもしょっぱい。