朝日新聞社説 asahi.com(朝日新聞社):社説

 軍が全権を握ることになった。
 民政への移行が火急の課題となる。民主国家として生まれ変わるために、憲法の改定と総選挙が必要だ。

 ちょっと放言モードになるけど、こんな簡単なことがわからない人たちが知識人というのは日本は民主主義が理解されていないんだなと落胆する。
 っていうか、暴力装置の話が理解されなかったのもそういうことかな。
 近代国家というのは、警察力・軍・監獄といった暴力(暴力組織)を装置化しする。暴力装置として装置化された暴力組織は暴力が自身で発動できなくなる。そしてこれを市民の長による行政府が独占することが民主主義であり、シビリアンコントロールの基本。
 ところが今回の事態は、暴力組織の軍の支配になっただけ。軍が装置化されていない。これは民主化とはいわない。近代国家でもない。革命でもない。クーデター。
 もちろん、これから軍自身が議会に権力の移譲が成されれば、軍主導の革命であったと言ってもよい。
 つまり、そこが問われなければ議論にもならない。

 憲法や選挙法などの整備に若者を含めて国民の幅広い参加が必要である。同時に、民主化作業への軍の介入を排除しなければならない。そのために、国際的な監視と圧力が必要である。

 その排除ができたかどうかが問われるし、それを問うのはエジプト国民。