日経新聞社説 国債格下げは政治への不信任  :日本経済新聞

 2002年⇒菅直人公式サイト: 格付け

2002年5月31日 00:00 :
 日本の国債に対するムーディーズの格付けが二段階下がった。景気回復が見込めず財政悪化に歯止めがかからないと見られた結果。日本の国債はほとんどが日本国内で消化されその多くは銀行が買っている。通常なら格付けが下がれば国債も下がるのだが銀行は資金運用先が国債以外に無いため、国債の価格が下がらないという奇妙なことになっている。外国に資金が流出し始めれば一挙に国債は暴落する恐れがある。能天気な総理や財務大臣には分かっているのだろうか。

 2011年⇒時事ドットコム:「そういうことに疎い」=国債格付け引き下げ−菅首相

 菅直人首相は27日夜、米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズが日本国債長期格付けを引き下げたことについて、首相官邸で記者団に「そういうことに疎いので、(コメントは)改めてにさせてほしい」と述べた。