朝日新聞社説 玄葉さんへ―これでは無責任すぎる : asahi.com(朝日新聞社):社説

 玄葉さん叩きかあ。味わい深いなあ。

 失望感を誘うほど、社会保障に関する菅政権と民主党の政策の迷走ぶりはひどい。このところ特に目立つのは、医療や介護の財源に関する先送りの姿勢である。
 民主党政権公約に掲げていた後期高齢者医療制度の廃止は、その典型例だ。新制度に移行するための法案の成立を先送りする方向で検討が進んでいる。新制度は小手先の対策にすぎないが、それすらも踏み切れない。

 NHKのニュースが浅薄に説明していたけどどうも真相はさらなる劣化だな。

 医療や介護を支えるのは、保険料と自己負担、そして税金しかない。前の二つを増やせないから公費投入のかさ上げが必要だというのなら、増税の覚悟を国民に説明して回るのが政府と与党の仕事のはずだ。

 というか、全体抑制と高齢者間の相互扶助的なアウトラインをひかないと行けないのだけど、民主党はもう脳がないでしょ。

 とりわけ重いのは、党の政調会長を兼ねる玄葉光一郎国家戦略相の責任だ。これ以上、選挙目当てで政策決定をゆがめないためには、ただちに党内で増税など財源の確保に向けた真摯(しんし)な議論を始めなければならない。

 それは無理でしょ。