2010-11-04 日経 春秋 「境遇が平等になればなるほど、人間個人の力は弱くなり、大衆の流れに身を任せるようになる」。トクヴィルのこんな指摘だって、今も色あせてはいない。 そしてそうした平等化された弱い大衆は強い政府を求めてリバイアサンを開眼させてしまう。だから、ティーパーティーのような小さい政府を求めることが大切。