朝日新聞社説 ゼロ金利復活―民間の奮起促す苦肉の策 : asahi.com(朝日新聞社):社説

 景気の悪化に備え、大胆に先手を打ったという印象を内外に与えようとしたのだろう。日本銀行が新たに包括的な金融緩和に踏み切った。
 ゼロ金利復活をはじめ、国債などを買い取るための基金設立も含むメニューは、市場関係者の予想を超える思い切ったものになった。

 んなわけねーは、今朝の円高を見ればわかりそうなもの。

 日銀の緩和策は、全体として2001〜06年に行った広範な緩和政策に近い姿となる。政府が進めている経済対策との相乗効果が期待される。

 というか、2006年の解除は失敗でしたねということ。

 だが、そうした理屈が通るには、財政健全化に向けた政府の決意が欠かせない。補正予算をめぐる論議では国債の増発論がくすぶるが、日銀による国債買い増しは財政への信認維持に向けた具体的な行動を政府に求める意味があると理解されるべきだ。

 そこはまったくないとは思わないが。