こんところの増田

 ブクマで人気のある増田をたまに読む。怒りとか死とかレイプとか、まあ、人は関心をもつよなというテーマの作文がある。ああ、これは本当だろうなと感じるのと、ああ、これはネタだろうなと感じるのがある。後者は、文章技術だ。あ、これは書き慣れている人の技術だという兆候があると、嘘くさいなと思う。こことここがその兆候だよ指摘するのもなんだしなとも思う。まあ、簡単にいうと関心の釣り方と転がし方だ。つまり、それが気を引いて読ませになっている。
 人間の実体験というのは、それがユニークなものほど実は伝わりにくい。そしてそれはうまく言語になってこない。
 文章というには技術もあるし天性もある。技術というのはしかたない面もある。でも、"Don't be evil" という感じは、私はするな。
 文章の技術というのは思考の型でもあるから、対人的な意識の踏み込みにどうしても甘い部分が出てくる。