鳩山首相「アメリカに依存し続ける安全保障、これから50年、100年、続けていいとは思いません」

 社民党より、日米を重視した。けしからん。その気持ちもわからないでもありません。でもどうぞ、社民党さんとも協力関係を模索していきながら、今ここはやはり、日米の信頼関係を何としても、維持させていかなきゃならないという悲痛な思い、ご理解を願いたいと思っています。私は、つまるところ、日本の平和、日本人自身でつくりあげていくときを、いつかは求めなきゃならないと思っています。
 アメリカに依存し続ける安全保障、これから50年、100年、続けていいとは思いません。
 そこのところもぜひ皆さん、ご理解いただいて、だから鳩山が何としても、少しでも県外にと思ってきた。
 その思い、ご理解を願えればと思っています。
 その中に、私は、今回の普天間の本質が宿っている。そのように思っています。いつか、私の時代は無理でありますが、あなた方の時代に、日本の平和をもっと日本人自身で、しっかりと、見つめあげていくことができるような、そんな環境をつくること。
 現在の日米の同盟の重要性はいうまでもありませんが、一方で、そのことも、模索をしていただきたい。

 「いつかは」ね。中国情勢を見極めつつ。周りを見ないでつっぱしってもダメでしょう。