毎日新聞社説 社説:郵政改革法案 成立を急ぐ必要はない - 毎日jp(毎日新聞)

 郵政民営化路線の大転換となる法案が31日、6時間足らずの審議で衆院を通過し、参院に送られた。国民の金融資産に大きな影響を及ぼす重要法案であるにもかかわらず、政府・与党は数の力で押し切った形だ。昨年夏、有権者民主党に託した308議席は、このような暴挙を助けるためのものではなかったはずだ。
 なぜそれほど急ぐ必要があるのだろう。来る参院選で、郵便局関連の票を得るため、との理由しか考えられない。先月開かれた全国郵便局長会通常総会で、民主党小沢一郎幹事長が「今国会での法案成立」を約束したことからも明らかである。会期末が迫る中、審議を尽くしていては時間切れになるからだ。

 ジミンガーとかいうけど、自民は100時間以上審議したのだが。