これなあ、他にも手際よすぎてなんか変なんだがな

 ⇒岡田かつや TALK-ABOUT: リーク−総理の沖縄訪問を前に、極めて残念

 さて、総理が沖縄に行かれるその朝刊の1面トップは、ほとんどが日米間で大筋合意したという報道でした。私は、そういった報道に対して、これだけ各紙が書くということは、誰かが確信を持って中身を語っていなければ、こういう記事がこれだけ載りませんから、大変遺憾に思っています。
 鳩山総理が日米でいろいろ協議をしている話を、仲井真知事にお話をする、少なくとも、いまどういう状況にあるかをきちんと説明するというなかで、朝からあれだけ記事が出てしまっては、ある意味ぶち壊しになったわけで、日米の話し合いの経緯についてそれをリークした人がいたからこそ記事になったわけで、それは大変遺憾なことだと、鳩山総理に非常に大きな負担をかけてしまったと極めて残念に思います。

そういった不正確なリークによって、多くの記事が書かれてしまった。しかも、それは鳩山総理が沖縄に行かれる日に書かれたということに対して、極めて残念であったと申し上げたいと思います。

 これなあ、他にも手際よすぎてなんか変なんだがな。反対集会とかのスケジュールがばっちりすぎ。私は経験的に知っているのだが、動員にはそれなりの裏があって、スケジュールはつい遅れがちで、遅れを補正する行動がいろいろある。今回は、ええええという手際のよさばかり。前もってよく情報が行っているっぽい。
 率直に考えれば、この問題で足を引っ張る勢力が政権内にあるということなんだろうが、ちょっと連想される社民党じゃなかったりしてな。
 それと、小沢さんのドタバタではリークがとかいう勢力がこの件で、黙っているのもあまりにセ・ボン。

 それから、私は日米間の協議は、峠は越えたと申し上げたいと思いますが、完全に合意したわけではありません。
 この話し合いは、ルース米大使との間で、ここ2カ月ほど頻繁に会っては方向性を相談し、そして、最後の場面では、文言について、いろいろと議論をしました。
 そういう中で、方向性について議論をだいたい固めてきましたが、今回の報道は、正確でない部分がかなりあるということも申し上げておきたいと思います。

そしてもう1つは、いまの環境影響評価を前提にする、つまり、変えないという報道がかなりなされましたが、これは全く事実に反しています。

 これは私なんかもちょっと誤解されやすい書き方してきてあかんなと思うのだけど、「正確でない部分がかなりある」という感触はもっている。ただ、岡田さんもけっこう後で寝返るのでいまいち。
 ただ、大筋でどうということではないし、辺野古の自然がということではなく、普天間飛行場撤去、県外移設というテーマが逸れたら誤差の範囲。