小雨

 ちいさくつらいことが重なって、一つ一つはそれなりにこなせるのだが、ふっと我に返って、自分はもうダメなんじゃないかと思う。若いときにそう思った、悲壮感とか全体感はない。これでも人生大半生きちゃったじゃないかという諦観のようなものがあるからか。
 ⇒幸せは50代から:30万人の調査でわかった「U字カーブ」 | WIRED VISION

 さまざまなパラメータを表すグラフは、かなり興味深い形を示した。楽しさ(enjoyent)や幸せはU字形となっており、両方とも50歳代前半で底に達している。ストレスや心配は、18歳〜21歳と22歳〜25歳の間に急激に上昇している。ストレスは年齢が上がるとともに下降線をたどり、50歳代半ばで急減する。心配は40歳代後半まで横ばいで、その後緩やかに減少し始める。
 怒りは30歳代で最高レベルになり、年齢とともに下降している。悲しみはこのグラフにおいてもっとも水平状態に近かった(悲しみと幸せについては、今回の研究で相関関係は見られなかった)。悲しみは30歳代半ばから50歳代前半にかけて多少増加し、その後減少する。

 米人と日本人は違うだろうが、50代はしんみり人生のどん底感はある。これから上向くといいなと思う、というか、生きた分だけ儲けと考えればそうか。