朝日新聞社説 ロシア政権―柔よく剛を制する大統領

 だが、政権内の二つの流れのうち、メドベージェフ路線の方が政権内で力を得てきているのは確かなようだ。
 大統領は、対米関係をオバマ大統領とリセットし、戦略核の新たな削減で合意した。米欧との関係修復は、米英仏軍が参加した先の対独戦勝65年式典に結実した。いまは外国からの資本や技術の導入に強い意欲を示し、経済成長著しいアジア・太平洋地域も重視している。
 とりわけ日本には、シベリアや極東の開発をにらんで投資や技術を引き入れようとの働きかけが活発だ。中国の強大化や北朝鮮の核問題を抱える東アジア情勢の中で、日本にとってもロシアとの重層的な協力関係の構築は、重要な課題だ。
 そんな大きな構図を視野において、ロシアの動きに柔軟に対応したい。

 その認識でいいんだけど、なぜ今日の社説に出てくるんだろ、こんなおおざっぱな話だけが。
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