毎日新聞社説 社説:口蹄疫感染 全力で拡大の防止を - 毎日jp(毎日新聞)

 おや、大手紙はネグりまくるのかと思ったら。

 前回の感染の際には、家畜の飼料に使われた中国産のわらが感染源と疑われ、その後、輸入の際に殺菌する措置がとられるようになった。しかし、こうした措置だけでは万全ではなかった。
 最初に感染の疑いが確認された日の10日ほど前に、口の中がただれた牛が見つかったものの、口蹄疫ではないと判断された。その間に感染が広がっていったことになる。
 今回のウイルスは、韓国と香港で今年発生したウイルスと遺伝子が極めて似ているようだ。国境を超えた往来が頻繁に行われている状況下では、人や物にウイルスが付着して持ち込まれる可能性も高くなる。

 強調部分だが論理的につながってないようだが。 「最初に感染の疑いが確認された日の10日ほど前」相対ポインターも何を指しているのか明確ではない。推定に屋上を作ったかの論理も変。この社説、編集ミスか?

 自民党など野党は、初動の遅れが被害を拡大させたという地元の声を背景に、鳩山政権への追及姿勢を強めている。感染が拡大しているさなかに、赤松広隆農相が外遊していたことも追及の材料だ。
 夏の参院選を控え、鳩山政権の新たな失点としたい自民党など野党と、防戦に追われる政権側という構図となっている。
 しかし、被害の拡大は深刻で、政争の具にしていい状況ではない。感染の拡大を止め、被害を受けた畜産農家の救済に全力をつくしてもらいたい。

 あー、これはちょっといだけないなあ。
 自民党が動いたのは赤松さんが外遊する前。あの時に国が自民党の要望を受け入れていたら、ここまでひどいことにはならなかっただろう。つまり、そのあたりを考慮して、民主党の失点は失点としないと。こういうふうに最初から政局構図に持ち込むのはフェアじゃないな。というか、毎日新聞とか必死なのか。明日は朝日新聞社説?