産経新聞社説 【主張】遷都1300年 国づくりの苦労学びたい - MSN産経ニュース

 そんな古代に学びたいものか。

 対外的には唐や新羅の軍事力におびえ、国内でも謀反や陰謀が渦巻いた。天変地異や飢饉(ききん)、天然痘との闘いも続いた。聖武天皇らときの政権は国民に呼びかけ、「仏教を基本とした平穏な国土」を実現すべく努力を重ねた。

 現代で「仏教を基本とした平穏な国土」を実現しますかね。そういう政党に任せて。

 遣唐使を派遣して進んだ文化を取り入れ、鑑真ら多くの異国の僧や商人、工人を招いた。こんにち「シルクロードの終着駅」といわれる天平文化の国際性も、こうした中で生まれたのである。

 鑑真が日本でどういう思いだったか、執筆子は知らないのだろう。まあ、鑑真がどういう思いだったかなんてわからんというのもあるが。