朝日新聞社説 メーデー―今こそ、もの言う労組に

 昨年の総選挙で民主党政権の最大の支持母体になった連合の中央大会には鳩山由紀夫首相が登壇した。だが、生活向上のため労組が今こそ発言し行動するのでなければ、意味はなくなる。

 もう20年くらい前になるか。ワレサの活動のおり吉本隆明が労組のあるべきビジョンを語っていた。ひょんなことで連合の理論派のおっさんと当時話したことがあるが、きちんとわかっていた。まあ、しかしということではあるが。