昨年五月の鳩山さん曰く「(普天間の)県外移設を目指すという考えを変えるつもりはない。政権を取る前と取った後で党の重要な考えを変えるべきではない」

 
琉球朝日放送 報道部 » 検証 動かぬ基地 vol.89 次期政権狙う党の基地政策は
 
 2009.7.20⇒asahi.com(朝日新聞社):民主・鳩山氏、普天間の県外移設へ「積極行動」 - 2009総選挙

 民主党鳩山代表は19日、沖縄市で講演し、日米両政府が合意した米軍普天間飛行場の県内移設について、「日米の政府がまとめたものは何も変えてはならないと県民に押しつけられるとしたら、違うのではないか。県外移設に皆様が気持ちを一つにするなら、その方向へ積極的に行動を起こさねばならない」と語った。
 鳩山氏の発言は地元の意向をふまえ、民主党政権が実現した場合は合意の見直しを米政府に提案する考えを示したものだ。同党は県外移設の方針を昨年に確認済み。

 2009.7.20⇒普天間、県外移設「行動する」 民主党・鳩山代表 - 琉球新報 - 沖縄の新聞、地域のニュース

 鳩山氏は「今まで、政府は上から目線で沖縄を統治してきた。発想転換して、基地問題を含めた問題解決は、徹底的に県民の思いを大事にしたい」と述べた。

 2005.7.26⇒衆議院会議録情報 第162回国会 本会議 第36号

 また、昨年八月の在沖縄海兵隊ヘリ墜落事故に際しても、日米地位協定の改定を改めて強く主張いたしました。同事件後も、米軍兵による少女へのわいせつ事件などの事故が相次いでおります。独立国としての地位協定の改定について、小泉総理から明確な答弁をお願いいたします。(拍手)
 また、日米の役割分担を見直し、米軍の在外基地の再編の機会に合わせ、在沖縄海兵隊基地の国外への移転と、普天間基地については、辺野古沖が事実上不可能になった今、代替施設なき返還をアメリカに求めるべきであります。

 2002.5.15⇒鳩山由紀夫ホームページ

今日は沖縄復帰30周年の記念すべき日です。私も先日沖縄を訪れまして、沖縄の歴史、風土、魅力を勉強してきました。沖縄がさらに発展していくことを心から願っていますし、一方で、私たち沖縄の外に住む日本人が、沖縄をもっと勉強しなければいけないと痛烈に思います。私は4月28日にうかがいましたが、たまたまその日は沖縄では屈辱の日でした。サンフランシスコ講和条約が発効した日で、これは沖縄以外の日本にとっては独立を勝ち得た明るい希望の日でありますが、沖縄は日本から外されたという意味で屈辱の日です。そういう認識も、沖縄以外の人々には十分知らされていない。沖縄が米軍の基地を多く抱え、大変な苦しみの中で暴行事件などの様々な事件が起きているにもかかわらず、日本政府は基地の縮小整理などの方向への努力を十分に行ってこなかった。今更ながら政治の力が必要だと痛感しています。基地問題は、国民すべてが感じなければならない国民的課題だという認識を、30周年を新たな節目として、私たち日本人すべてが考えるべきだということを申し上げておきます。

 2000.4.10⇒民主党:森首相の所信表明演説に対する代表質問(鳩山代表)

 沖縄サミットを前にして、日米間には大きな懸案が未解決のまま残されています。昨年、クリントン大統領は、「懸案を抱えては行きたくない。われわれが沖縄へ行くまでに未解決の問題すべてが解決されていることを心から望んでいる。」と述べました。
 いわゆる思いやり予算日米地位協定の見直しも重要な課題ですが、ここでは、米軍基地の移設問題についてお尋ねします。私は、米軍基地が沖縄に集中しているという現実こそ問題の本質であり、普天間飛行場の県内移設は根本的な解決にならないと考えています。沖縄県民が、代替基地の使用期限を15年に限るよう強く要求するのは当然のことだと思いますし、県民は基地問題の解決こそを強く望んでいるのです。米国との交渉はどこまで進んでいるのか、サミット前の解決は可能なのか、率直にお答えください。