朝日新聞社説 政権交代から半年―新たな政治の芽を育てる : asahi.com(朝日新聞社)

 個人的にはなにを言っているのか皆目わからない社説だった。だったらスルーするのがよいのだが。

 それは、鳩山政権のこれまでの仕事ぶりには失望を禁じ得ないにしても、有権者政権交代を起こしたこと自体を後悔しているわけではないという事実である。同じ世論調査で、政権交代が起きたことを「よかった」と答えた人が7割近くもいた。「よくなかった」と答えた人は2割にすぎない。

 調査を疑っているわけではないが、解釈としてそうなんだろうか。後悔を受け入れられないということと、受け皿の自民党が壊れてしまった失望感ではないか。

 現政権の先行きはどうであれ、私たち有権者は政治に背を向けては生きていけない。安易に政治を見放して手痛いしっぺ返しを食うのは、私たち自身にほかならない。
 私たちは「自分たちで選ぶ」ことで歴史的な政権交代を実現させた。さらに歩を進め、「自分たちでつくる」政治をめざす。退くわけにはいかない。

 日本国民が選んで政府に責任を持つのだからそれでいいのではないか。ただ、気分としては、わしは知らんが、という印象はあるが。