読売社説 FRB利上げ 「出口戦略」への慎重な一歩 : 社説・コラム : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

 ただし、公定歩合より重要な、短期金利の誘導目標であるフェデラル・ファンド(FF)金利は年0〜0・25%を変更せず、ゼロ金利政策を維持した。

 ニューヨーク外国為替市場では、ドルが買われ、ドル高・円安が進んだ。FF金利の引き上げが近いという観測も出ている。
 しかし、FRBが出口戦略をさらに前進させ、ゼロ金利政策を解除するのはまだ先だろう。

 そうなんじゃないかな。

 FRBは物価安定とともに、雇用確保を最重視する。雇用情勢が好転するまで、FF金利の引き上げは決断しにくいとみられる。拙速な出口戦略を推進すれば、ようやく上向いた景気を腰折れさせる事態も招きかねない。

 FRBはそこが日銀とは違うから。しかし、日銀となにが同じかというと微妙だが。