毎日社説 社説:冷戦終結20年 問われる日本の戦略 新たな「壁」作らぬ努力を - 毎日jp(毎日新聞)

 だが、9・11への同情を追い風にアフガニスタンからイラクへと軍事行動を続けた米ブッシュ政権も、テロの背景にあるイスラム過激主義の危険性を取り除くことはできなかった。むしろ世界は、米国のユニラテラリズム(単独行動主義)とネオコン新保守主義派)の単純さに嫌気がさして多極化へと向かうのだ。
 世界の変化は、国際協調を重視するオバマ政権の発足によって加速した。

 一瞬、田中宇さんのコピペでも混入したのかと思った。

湾岸戦争では金銭支援に終始した日本は、イラク戦争自衛隊を南部サマワに派遣した。当時の小泉政権は「世界の中の日米同盟」という言葉も使った。いま「親米派」からは鳩山政権の「東アジア共同体」構想について、「米国に背を向けるのか」という声も出る。だが、日本がアジアで指導力を発揮すると、なぜ対米関係を損なうことになるのか。時代の変化に対応せず、ただ米国のそばにいるだけなら、米国の負担ともなりかねない。

 これが大手紙に掲載される社説なんだから、シーレーンは中国様に依存するかね。島国日本のライフラインシーレーンにあり、そこは、米国か中国か、あるいはインドを筆頭とした乱立か、その3つくらいしか選択はない。どれを選ぶかシナリオで考えてみればよいのに。